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さらしものな日記

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2007-07-01 [J] 久しぶりに「新選組!スペシャル」DVDを鑑賞する、の巻

_ 「メジャー」って、まだやるの? ヒト・モノ・カネに恵まれてるなぁ。「無敵看板娘」ももう少しヒト・モノ・カネに恵まれていればなぁ…

あと、「メジャー」の裏番組が「週間こどもニュース」ってのはダメっしょ? もちっと考えて番組編成してもらいたいもんです。私の場合は「メジャー」は録画ですけどね。

だって、「週間こどもニュース」って、わかりやすいんだもん。オトナも時間があれば観といた方がいいよ、いや、ほんとに。こどもにどう説明したらいいかの勉強にもなるし。でも、オトナが観たら思うだろうなぁ。「案外難しいことまで教える必要があるんだなぁ」って。こどもは、オトナが思ってるほど子供じゃないってことですよ。

_ そんなことはさておき、「新選組!スペシャル」のDVDを… あ、まさか、皆さんのパソコンでかな漢字変換したときに、「しんせんぐみ」は「新選組」と変換されたりしないでしょうね? いわんや、「新撰組」なんて変換されたりしないですよね? ユーザー辞書には、正しく「新選組!」と登録しておきましょう。特に、MSの辞書は少々おバカちゃんなので、しっかり登録しておくことをお勧めします。惜しむらくは、「!」はイタリックというか、斜めに表示されるととても幸せなのですが…

_ そんなこともさておき、珍しく表題通り、久しぶりに「新選組!スペシャル」DVDを鑑賞しました。

このDVD、通販で購入したのですが、2枚目のディスクの中心からほんの少し、最初からイヤな傷がついてるんですよね。運送時についた傷だと思うのですが、確かにケースのつめがあまりしっかりとディスクをホールドしてくれてないようなんですね。書店で売ってる980円洋画モノ格安DVDが10枚も買えちゃう、税込10,080円もする高価な商品なのですから、もちっと丁寧にホールドしてもらえないかなぁ。視聴できるからいいんですけどね。

_ さて、またまたまた観てしまった(多分4回目だから、この表現で合ってますよね?)わけですが、いやあ、とにかく、ことほどさように面白い。

今年大絶賛放送中の「風林火山」などと比べると、やっぱり若者の純粋でナチュラルな群像劇の魅力にあふれてますな、「新選組!」は。

「風林火山」も大変魅力的ですが、まあ従来通りの順当なNHK大河ドラマですね。そういうフォーマットにきちんと乗っかっていて、安心して観ていられます。それでいて、思い込みの激しい武将たちのけれんみたっぷりな迫真の演技も冴え渡ってます。少し型破りなのは、主人公「山本勘助」が若干ダークヒーロー的な魅力を持ち合わせているところでしょうか。

で、そのフォーマットを大きく打ち破り、「ごく一部を除いてはけれんみの薄い」、言い換えれば「等身大の」若者達の野望の日々を描く「新選組!」。

_ たとえば、名シーン続出と名高い第33話「友の死」では、皆さんやっぱり静寂かつ鬼気迫る切腹のシーンが印象的でしょうか? それとも源さん@小林さんの「おむすび」に胸が熱くなるのでしょうか?

今回もその33話相当のシーンを当然観たわけですが、何度観てもたまらないのが、脱走した山南@堺さんが、馬に乗って追いかけてきた総司@藤原さんを見つけた直後のシーンでしょうか。そう、見つけてから、自分から声をかけるまでの、あの顔のアップのシーンです。

私のつたない言葉では到底まともな説明なんてできませんが、「覚悟を決める」というのを、あのわずかなアップで心情豊かに表したのは、まさに賞賛、大絶賛モノです。

あなたは今まで何度、「友が覚悟を決める」という瞬間に出逢いましたか? 私は何回かあります。だから、このシーンの演技が嘘に見えないことがわかるんですよね。

_ また、大久保@香取さんがしょっぴかれる直前の、あの土方@山本さんとの熱い抱擁! コルク栓を手に入れてからこのシーンにたどり着くまでの、いろんな思いがたっぷりつまったこのシーンに、男の真の友情がいかに深いものかを感じ取ることができれば、間違いなく「正しい新選組!視聴者」だったことが証明されます。私たちも一緒になって、いろいろ思い巡らすことでしょう。

あなたは今まで何度、「友と抱き合った」ことがありますか? 幸か不幸か、私には経験がありませんね。キザっぽく別れの握手をしたことはありますが(恥)。

_ そして、放送当時からちょくちょく割り込んだあの座談会「どんと来い!? 新選組!」。言葉の端々と場の雰囲気的に、深夜から明け方にかけて収録されたのかなぁと思いますが、友がひとところに集まって、同じ何かについてあーだこーだと語り明かす… 人生にとって何と貴重な、そして何と重要な夜明かしであることか! 本当に普段からこんな感じでの収録だったんだろうなぁ、と、思いを巡らせるばかりです。役名と役柄と俳優さん本人の名前と人格とが入り混じって、酒の席でこそないものの、みんなカメラが回っていることを忘れているかのような、いい雰囲気の座談会。

あなたは今まで何度、「友と語り明かす」夜をおくったことがありますか? 私は何度かありますねぇ。くだらない与太話ばかりなんですが、あれは貴重ですよ、ホント。

(ちなみに、この座談会を見るたびに、いつも「義経」の時の座談会もうっすら頭の片隅に思い出されます。あっちもこうしたかったんだろうなぁ、かわいそうに。あの場はちょっとちぐはぐした雰囲気だったもんなぁ。マツケンが横に座ってたら、ナンちゃんも辛かったかのかなぁ)

_ で、今日のまとめ2点。

1点目:やっぱ誰か新選組!DVD−BOX、前半だけでいいから誰か私に買うてくれませんか!? やっぱぜんぜん足らんよ、スペシャルだけじゃ。池田屋事件なんてバッサリだもん。

2点目:明日は(今日は?)「新選組!! 土方歳三 最期の一日」DVD鑑賞決定! はてさて、こちらも何度目だか…


2007-07-02 [J] 宣言通り「土方歳三 最期の一日」を観て感動したけど全然違う話

_ あのポテチのCM、何となく苛立ったり悲しくなったりするのは、情緒不安定なんでしょうかねぇ?>ロートルゲーマー涙の訴え

(PS2版はクラブンガーにスマートボム3発効かない時点でクソゲーでも劣化移植でもなく極めて悪質な偽者に怒りの永久認定金返せ>セガ)

_ ところで、Yahooのニュースを見ていたら、「毎朝のテレビ番組は何を観る?」というアンケート番付を昔やっていたらしくて、そのときの結果はダントツで「めざましテレビ」が一番よく観られている番組となったようです。

ふーん、なるほどねぇ。

じゃあ、せっかくなので、私も朝の報道系番組について、チャンネル順に少し感想を書かせてもらいましょうか。

(そうそう、自分のページで自分の意見を書くんだから、何の遠慮がいるものか… と、自分を奮い立たせてみて)

_ まず、NHKの「おはよう日本」。

最近はNHKの報道でさえ、「正確無比で無条件に信頼できるか?」と言われると、100%とは言えない感じもしていますが、それを恐れて事実確認をとるためか、遅めの報道には個人的に割と好感が持てます。

あと、通常のニュースでは変なコメンテーターを用いず、丁寧に事実と発表を読み上げるだけなので、落ち着いて聞けて頭の中で情報をゆっくり咀嚼することができます。報道、かくあるべき、とは言い過ぎでしょうか?

これからも、あんまり派手なことしないでね。

でもね、あんまり観てないんですけどね、朝は。観てると眠くなるんですよね。「ニュース9」や、最近始まった23:30からのニュースのしっとり加減が好き。

_ 次は、最近視聴率絶好調のTBS系「朝ズバッ!」。

私は、「と金」のいじめがあってから、本当に、家族が間違ってチャンネルを変えてしまった時以外は一切観なくなりました。間違った場合も、慌ててチャンネル変えますよ。

「と金」のいじめって何かって? あれですよ。女性アナウンサーが女子学生棋士の話題で「決まり手は○○『と』」と言ったところ、「それは『ふ』じゃないのか!?」と口火を切ってから3分以上もの間、他のコメンテーターを無理やり巻き込んで、チョコボールみのが女性アナウンサーを笑いものにし続けていた、あの件ですよ。おりしも「いじめ自殺」が大問題になっているときに。

番組中に「何が本当に正しいか」を調べもせず、当然正確な読み方の視聴者への「報告」もせず、公共の電波で一人のまじめな女性をバカ笑いで「さらし者」にしておいて「謝り」もせず、「いじめはいかん」。こんなに不愉快なもの見せられて一日が始まるなんて、不幸のきわみですよ。

でも、こんな番組が好きな人が大勢いるんですよね。視聴率はダントツなんでしょ? そりゃ日本からいじめも無くならんわ。何がいじめかわかってないんだもん。

いじめられてる人、逃げていいんだよ。由緒正しい日本語や、精神の支柱となる恥の文化を持ち合わせていない人が、現代に至ってもまだこんなに多いんだから。逃げずに立ち向かう人も素敵。愛想つかして逃げるのも素敵。くれぐれもバカに自分をあわせないで。そんなことに価値はありません。

ちなみに、「と」か「ときん」が正解でしょ? 成ってる駒だったんだから。

_ その次はテレビ朝日の「やじうまワイド」。まったく知らん。

_ そして大本命のフジ系「めざましテレビ」。

大塚さん、まじめな人やなぁ。NHK出身だったんですね。納得。朝の顔として、ちょっと濃い口なビジュアルが少々残念かな。

あと、画面が全体的に「キャピキャピ」していますよね。軽部さんの蝶ネクタイもキャピキャピしてるし(笑)。扱う話題もスィーツやら芸能やら。こりゃターゲットは女子高生なんか?

ああ、そしてそして、「わんこ」はいいね、「わんこ」は。トロもいいけど「きょうのわんこ」ですよ、やっぱり。

でも、この番組には個人的な大問題が。

調子に乗って観続けると、一日に何度も、あの忌々しい「うらない」を見せられてしまうので、とても気をつけなければいけません。

朝から3回も「最下位」とか言われてみ? どんだけ鬱陶しい一日になるか。「めがさめた」ことを思わず後悔せずにはいられなくなりますから。皆さん、それでも朝の番組の占い、好き?

あと、勇み足すると、この後の「とくダネ!」も、段取りを無視したでしゃばり小倉の異常なまでの無意味なリポーターへの追求に、チョコボールみのと同じ臭いが… 「そんなに気になるんならオープニング5分間なんか嬉しそうに語るのやめて全部自分で真剣に調べて来いよ。それが出来ないなら番組始まる前に中継先と全部打ち合わせしとけ」と思ってしまいます。今の日本人は、人をバカにするシーンと殺人現場を、公共の電波を使って観過ぎているんです。そりゃあ現代人は感覚がおかしくもなりますよ。

_ 事実上最後は、朝の民放長寿番組、日テレの「ズームインSUPER」。

とりあえず、今デフォルトで観てるのはこれ。多分、番組の方針・内容・出演者が変わらない限り、当分観続けるでしょうね。

体力勝負の日テレらしく、私が目覚める時間はスポーツやら芸能やらに力入れまくりで、暗いニュースがあまり聞こえない状態でテンションがあがるという、個人的には結構いい感じになってます。私が目覚める時間帯には占いは無いし(笑)。

その足りないニュース分も、橋本五郎・辛坊治郎両氏の渾身の6分間「ニュースのカナメ」でバッチリ回収してますから問題ありませんしね。

バードこと羽鳥さん&西尾さんも、朝の顔としてはすがすがしくていいですね。あれ? もう「ぐるナイ」は出てないんでしたっけ?

あと、脱線するけど「NEWS ZERO」も、あのアンバランスさ加減が絶妙ですね。星野監督だったり嵐の櫻井君だったり、「24h」と言っておいて全然時系列じゃないし、ニュース自体の順番も経済の話のあとで突然殺人事件、またなんたら費滞納の後政治を語ってから別の殺人事件と北朝鮮問題とか、びっくりするほど、てんでバラバラ。これからは「ワイドテレビ」の時代なのに、何を血迷ったのか「縦に長いパネル」を使った、人が小さく見える画面作りに至るまで、ポリシーがあるんだかないんだか、どっち向いて出来てる番組なんでしょうかね? …いつも観てしまうのが結構悔しいのですが。

そんな若い番組とは異なり、ズームインは老舗として、総合的には安定してるんじゃないですか?

_ はい、事実上、としたのは、もうちょっとありますから。特に、私の住む関西は、上記と異なりますからね。

_ テレビ朝日系列局である朝日放送では、関西人なら知らない人はいない「おはよう朝日です」を語らないわけにはいきません。

最近でこそ見なくなりましたが、理由は目の覚めない時間帯に、全国的な大きなニュースがさっさと終わってしまっているからです。

あ、乾さんがメインキャスターの頃は、ばっちり見てましたよ。そうそう、当時「別寅」のCMが嫌いだった少年少女は多いのでは? サザエさん効果のもっと切羽詰ったやつですからね(笑)。「別寅」さん、すみません。かまぼこ、おいしいです。許してくださいもう二度と書きませんから。

関西の話題てんこ盛りなので、関東の人がめざましテレビを観ている感覚で、私たちは観ていることになるんでしょうか。いまだにエレクトーンによるジングルが健在ですし、「あなたの記念日ハウマッチ」なんてもう関西ローカルべったべた。でも、祝日とかに時々早起きして観ると、それが何だか落ち着きます。宮根さんも、フリーになってからますます大活躍ですしね。

_ あと、教育テレビだって、もちろん朝から番組やってますね。一部で話題の「ぜんまいざむらい」くらいしか知りませんが。歳も歳なのでそんなにしっかり観た事はございません、はい。

_ そして、兵庫県で忘れちゃいけないのが、サンテレビ(別名『阪神タイガース試合中継専用テレビ』)。

いつもアニメの再放送やってますよ。ど根性ガエルのとき、ちょっと観てたなぁ。

今は何やってるのかなぁ… と、調べてみますと、ああ「タッチ」か。こりゃまた朝からヘビィなもんやってますねぇ(笑)。最終回近くになったら大変だよ、毎朝。その後の一日どころじゃないですよね。「兄貴なら、あと2年すれば…」いかん、うるっときた。

_ ではでは、今朝もみんなで、ズームイン!


2007-07-04 [J] 「本日のリンク元」削除につき

_ へんちくりんな人からつけられた、いかにも「たどってね〜うふん」的なアヤシイサイトへのリンクを表示しないように設定しました。ざまぁみそらーめん!((c)きくち正太先生)

_ 最近は何でも簡単楽チンにできるから、ヒトのやることなすことが総じて下品になってきてますね。しかも、私の嫌いな「明らかに考えることを放棄した結果としての中途半端な下品」ってやつ。下品になるなら知性をフル回転して、誰もが驚くほど突き抜けてしまえばいいのに、怖がってかボンクラだからかそれも出来ない輩の何と多いことか。このようなものを見るにつけ、正直ただひたすらイライラさせられます。クワッチョを見習え! きくち正太先生を見習え!

_ 毎日飽きずにspamメールが何通も来ますが、前にも書いたとおり、どれもこれも相変わらず目を疑うほどつまらない。そんな直接的かつ中途半端なお下劣メールで世の男どもがいちいち欲情してたら、高度な現代文化なんて成り立ってないって。まったく、こちとらサルじゃねえっつーの。しかも、送る方は楽チンで、受ける方がいちいち設定なり手作業なりで削除しなければいけないのがまた腹立たしいことこの上ない。

_ でも、ひっかかる真性のアホもまだいるんでしょうねぇ。もう中途半端な下品と真性のアホだけで、無人島とかでやりあってくれないかなぁ。そんな申し入れもよー引き受けられんほどの、どーしょーもないボンクラどもなんでしょうけどね。先人の教えのとおり、なんとかにつける薬はないわな。

_ ああ、一度でいいから、突然見ず知らずの人から来たメールで感動してみたいなぁ(感動するということは、それだけでもうspamメールにはならなくなる、ということ)。ま、今のspamメーラ連中には100万年かかっても無理なんだけど。ということは100万年後には出来るかもしれない? そうかもしれないけど、そんなことになる時には、きっと私はこの世にはいないでしょうしね。

_ あと、面倒だけど、spamメールはどこか公的な機関にでも毎回届け出ておいた方がいいんでしょうかね? うんざりするほど報告があったりするのかなぁ? でも、言動が下品な輩は、自分の文章に自信と責任がもてないもんだから、どうせすぐにメールアドレス変えるんでしょうけどね。これまた下品だ。しかも、ねっとりするほど中途半端な。

_ どうやったらこんなにヒトを苛立たせることができるんでしょうね? あ、その技を身につけたら、裁判か何かで有利になりますか? もし「なる」って思ってるなら、考えは変えた方がいいですな。2時間サスペンスの見過ぎです。

_ まったく、無駄な人の無駄な人生には付き合いたくないなぁ。人生一度きり。無駄じゃない人は人生を有意義に使いたいもんです、ほんと。


2007-07-08 [J] 「あの窓はどこにつながってますの?」

_ あーん、終わっちゃったよーっ! 「無敵看板娘ナパーム」!

_ 気を取り直して… なるほどねぇ。こう来たか。大人の事情を察すると、これはアニメのキャンペーンの一環だったんですかね。

作者様もきっとご苦労されたことでしょうし、一年程度でちょうどよかったのかもしれませんねぇ。前作は17巻で綺麗に終わってましたからねぇ。

_ ではでは、最終巻の所感など簡単に。

_ 1.「さがしてみよう。」

そうか、カンナ嬢はそんなところにいたのね。こちらも個人的に完結(笑)。

2.「立てますよホラ」

甲斐さんが泣くのもよくわかる(笑)。どうでもいいけど、このみちゃんって、若菜ちゃんと背が同じ? もしかして歳も近い? 中学〜高校生くらいに思ってたんだけどなぁ。まてよ? そしたらあの四つ子、いくつやねん? 小5くらいに思ってたんだけど、もっと年下か? 随分聞き分けのいい子達だなぁ。兄姉の教育がいいんだなぁ、きっと。

2.5.「本物」

勘九郎は最後までイイヤツだったなぁ。きっと作者様の意見を一番代弁していたんでしょうね。でも、最後まであの体たらく。一体何がダメだったんだろうねぇ、この人(笑)。

3.「見てるだけ教師」

すんません。「さいなら。」まで気づきませんでした。読み返して、122ページ目の続きが155ページ目という絶妙な配置と吊るされた奇術師にひたすら感動(笑)。

4.「なんだいこの音は?」

お、おかみさん、こんだけ?

5.「なぜそんなことがさわやかに言えるんだ  こいつは!!」

アニメから入ってきた人にはくれぐれも言いたい。「証拠がないなら作ればいいのよ!」彼女からこの言葉を取ったら、もう何も残らない。

6.「何? この町」

最後にこんな読者サービスですか。水着どころか、激しいアクションの中あれ程パンチラを避けてきたのに、最後にコレとは…(笑)

7.「お元気で♪」

どなたか教えてください。ヒーローショーのおねーさん(平野さん?)と町内会イベントのおねーさんは同一人物なんですか? 違うんですよね?

_ さて、最期の最後に佐渡川先生からすると大変失礼で腹立たしい内容かもしれませんが、でも個人的には一番正しいと思っている、ナパーム全体の分析をば。

まずは思いつく限りの前作との違いなど。

_ ・「無敵看板娘の続き」という形に見せかけることで、本来導入時に必要なキャラ・状況説明等を思い切って目一杯省略。

その後も、場合によっては旧キャラのみでも話が進められるため、ゆっくりと落ち着いてテッコツ堂メンバーの話が、それこそテッコツ組み始めた頃から、丁寧に組み立てられた。残念ながら店長はチト遅かったですけどね。

・「無敵看板娘」のワクを案外自由に壊していった。

話のフォーマット壊しただけでなく、家庭環境の描写や恋愛話、お涙頂戴モノ等、新キャラはもちろんのこと、旧キャラの新たな魅力まで次々と引き出すことに成功。

・「無敵看板娘」の看板に偽りあり(笑)。

青鮫に何回KOをくらったのやら。最後に最強になった看板娘もソフトボール部に移籍したし。やっぱり最終コマに従って(もしくは原点に戻って)おかみさんのことを指していたのか?

・「無敵看板娘」の旧キャラを出すことにはあまり拘ってなかった?

権藤さんや茅原先生、辻君は1回だけでしたし、最強ボスであるところの「おかみさん」+最終面であるところの「鬼丸飯店の店内」の描画がかなり少なかった。さらに、ついに最終回間際にして、美輝ちゃんの一切出ない話まで出現した。

_ とすると、本作品は、「無敵看板娘」のキャラ・設定をうまく利用して描きたいことを自由に描いていた、つまり、前作を最大限に活かして、「テッコツ堂」の話を立ち上げた、ということではあるまいか!?

実際は、それこそ「大人の事情」に阻まれていろいろ大変だったりするかもしれませんが、何故か制約をかけられることでより人の能力は開花するわけで。表現の自由をいくらか奪われることでかえって素晴らしい作品が生まれたりもするわけで。

というわけで、この作品は単なる&正統な「無敵看板娘の続編」という看板を背負わせることは出来ず、むしろ「テッコツ堂と愉快な仲間たち」、もっと絞ると「伊原カンナの成長物語」と捉えるのが無難な印象かもしれません。

_ でも、この物語は間違いなく「無敵看板娘」でした。「無敵テッコツ娘」でも「無敵青鮫」でも「無敵ビンボー兄弟」でも「無敵お嬢店長」(これありそうだな)でもなかった。「商店街」と「テッコツ堂」のダブルスタンダードでグダグダな話に陥りそうなものなのに、そうもならなかったのです。

_ 何故か!?

_ なぁに、答えは簡単じゃないですか。あくまで「テッコツ堂」が出来たのが「花見町」であり、「伊原カンナ」の憧れが「鬼丸美輝」だったからですよ。

舞台はどこまで行ってもどいつもこいつも何でもかんでも読者の知ってる花見町。そこで、カンナ嬢の成長のキーパーソンとなる美輝ちゃんの、相変わらず誰よりも大暴れする活躍する波乱万丈ぶりを描き続けることで、彼女の居場所と目指す先がより鮮明・確実に読者に訴えかけられるのですから。

カンナ嬢の成長物語の「最重要要素」としての「舞台:花見町」と「主人公:鬼丸美輝」、この二つを絶対に放り出さなかったのが、この作品の一番素晴らしい「バランス感覚」なのです。

(ちょっと前にもありましたなぁ。番組の途中で誰が主人公かよくわからなくなるガンダムなんとかとかいうのが)

_ で、ようやく結論。

_ 「『無敵看板娘ナパーム』は、自作品終了とアニメ化のダブル記念にあわせて、作者様自身の手で公式かつ長期間に渡って展開された、世界で一番豪勢な『無敵看板娘の同人誌』である」

_ 最大の賛辞を称えた、最大限の感謝をあらわした分析結果なんですけど、そうは思われませんかそうですかすみませんね舌足らずで。

でも、(もちろん前作あっての)「無敵看板娘ナパーム」こそ、あらゆる局面に恵まれた、幸せな作品に思えてなりません。

振り返ると無駄にダラダラ続ける必要のない話、1年ちょっとで綺麗に終われる物語だったんですね。なんだか納得です。

最近多いもんなぁ、ダラダラ続けるためにダラダラ続ける話やら、何年あってもちょっとしかなくても綺麗に終われない物語。

_ そんなことはさておき、佐渡川先生、次の作品へ向けて頑張ってくださいませ。ギャグマンガかどうかは知りませんが、また、今の社会に足りない絶妙のバランスを保った作品をお待ちしております。

_ 「いつか覚悟して伺いますぜ、花見町。マジで」


2007-07-25 [J] 「笑わせんじゃねーっ!!」

_ と、書いてはみたものの、ごく個人的には、多分第7回から観たのがよかったのでしょうね。

いきなり何も話さない数秒間。当然何がなんやらさっぱりでしたが、「(ダン!)フン!」で、おおっ! これは凄いかも!? と。

背景も設定も全然わかってないし、実は面白いツボ自体も何もわかってないのかもしれないのですが、とにかく、これは凄いかも! と。

一旦、第8回があまりツボに入らなかったので、「ああ、やっぱこんなもんかなぁ」くらいに思って、ふっと熱が冷めたんですけどねぇ…。

観つづけるのを決めたのが第9回の、タイトルの台詞と灰皿飛ばし、あと「ざーんねん!」(笑)。

なんて凄いプロ魂なんだ! そりゃあもうテレビにくぎづけってやつですよ。

でもって、決定的だったのが、第14回の「あたしうつってなぁいじゃないっ!?」。声すらわからなかったのですが…(笑)

BGMもスカパラっぽいノリノリな感じで、「ばいに〜(ガタン)」の後の、緊張感MAX時の会話にもうドキドキ。

ちょいと調べると、既にラジオが絶賛放送中とのことなので聴いてみると、上記の「台本のある?面白さ」とは別の、「台本のない?面白さ」がこれまたバツグン!

ああ、いつもテレビで流れてるBGMはラジオのオープニング曲なのね。その歌唱力といいノリといい、思わずアマゾンで検索直後にCDの注文ボタンをポチっとな。

(洋の東西問わず、いい曲には滅法弱いのはきっと生まれつきです。サザンがある程度この欲求を満たしてくれるのはありがたい限りですね)

_ で、今日…

CD買いますわ、マジで。こっちのも。

もしかして、どこかのお師匠さんに弟子入りしてたんじゃないですか? 声優さんのボイストレーニングだけでは無理でしょう、きっと。あのオーバーテイク気味なこぶしのまわし方は、出来る人だからこそ出来る「わざと」ですな。アニメファンへのわずかばかりの良心、というところでしょうか。演歌の嫌いなアニメファンはどうぞくすっと笑ってあげてください。それだけでもきっと狙いは当たってるのでは? 静かな旋律でほんの少し滑舌と音程の微妙なところが一箇所ありましたが、無視できる範囲、もしくは、売れていけばそれが歌い手さんの個性となるかもしれません。まあ、この歌を下手だと言い切れる人がいたら、私のような演歌を歌うのが下手な一般人とは話が合いませんから、どうぞさっさとド演歌の世界で大活躍して荒稼ぎしていってください、止めはしませんから。

話はそれますが、演歌以外の歌手を目指す若者も、演歌がまともに歌えるようになると、どんな曲でも1ランク上で歌いこなせるようになる、ということを覚えておいた方がいいかもしれませんね。無理して好きになれとは当然言えませんが、なにかの歌のうまい人ってのは、演歌もちょっと練習するだけで、すぐに上手に歌いこなせるんですぜ。逆に並べてもしかり。下手なやつぁ何歌ったって下手なんよ。ああ、私か、それ。

とにかく、14歳が思いを込めて歌う曲でも三十路前後の人が生々しく歌う曲でもないような(ご本人の年齢がわかりませんが、やっぱ三十路?)、もっとベテランが若作りして歌うとちょうどいいような、ちょっと辛い位置の曲に思えるのですが、これはもう思わずアマゾンで(以下略)。

_ あ、えっと、ちなみに本編のほうはといいますと、一応とりあえず流し観で、ですね、観てるような観てないような。今日はなんかのパロディの様でしたが、元ネタがわからないとあまり面白くないような… あ、あの人、島本和彦キャラでしょ? 濃いし、熱いし、エンドロールに先生の名前もありましたし(笑)。

てな程度で、いつも本編は覚えてません。ええ、ちっとも。

覚えているのは、芸暦11年のアイドルと貧相なにいちゃんの、やけに緊張感あふれるコーナーだけなんです。というか、私にとってはこっちが本編なんです、きっと。

だから、ね…

_ 「あのっさぁ、あたし思うんだけどっ、『らっきー☆ちゃんねる』オンリーのDVDボックスやラジオCDボックスって出ないのぉ!? 売れると思うんだけどなぁ? あんた、どう思う?」


2007-07-29 [J] 「なんてったって$!」

_ 愛が足りませんな(って言って欲しいのかなぁ、やっぱり。だとしたら古いよ(笑))。

なかなかグッと来ますねぇ。「ふっふーん♪」になると、思わず合わせてしまう。完全にハメられてしまいましたですます、はい。

間奏部分も含めて、演奏のほとんどがBGM化していますね。せっかくのファンキーなピアノもイキなブラスも彼女らの声でつぶれてしまう(笑)。

あと、前回書いた(以下略)は、すぐには実行できませんでした。理由は押すボタンがなかった、さらに言うと商品ページそのものがなかったからです。

だから今日こそ思わずアマゾンで(以下略)。

_ それにしても、現在選挙速報一色。まだ関西だから「ぷいぷい」が面白いですが、他の局はまたお堅い…

は? 「阪神x横浜」やってるよ。さすがサンテレビ。テロップで「選挙速報は野球中継終了後」だって。

サンテレビの野球中継を止められるのは自然災害くらいですな。いや、来て欲しいわけじゃなくて、それだけ平和だなってことですよ。

あ、終わった。9対4で勝ちましたか。貯金生活じゃん。たいしたもんだわ、まったく。

あと、不幸だったのがフジテレビ系列。「選挙日が一週間ずれた」ことで一番打撃を食らったのが27時間テレビですな。かわいそうに。

そういえば、フジテレビというのは恐ろしい放送局で、なんで今頃「新選組!」ネタするかなぁ。以前も最終回の次の日にパロディをやるなど、やりたい放題な感がありますが、今日も今日とて朝から隊士集合の図がありまして。局長と副長が顔を合わせたのは久しぶりだったのでは? 副長があんなにおバカちゃんだったとは知りませんでしたが、いいんですよ、役者バカはそれで。でも、もうさっぱり威厳なかったなぁ、局長。眠いのやら元々猿役であるのやらクイズヘキサゴンやら、いろいろあるんでしょうけど、役を降りるともうだめなんですかねぇ、残念です。

さあて、「ぷいぷい」観ようっと。

_ >>追記1

リレークイズだけじゃなくて、もっと前から出てたの? しかも、もっと「新選組!」らしいことしてたの? 局長カッコよかったって!? むぎゅ〜 やはり早起きは三文の得、ですかねぇ。いろいろあって、そんなに早く起きられなかったんですよ。結果としては、やっぱり残念…

_ >>追記2

選挙速報報道番組はNHKが視聴率トップでフジが健闘!? 何言うとんねん!? と思ったら、関東の話なのね。関西だったら、特に兵庫だったら、20時〜21時は間違いなくサンテレビの「阪神x横浜」中継がトップでしょ? その後は多分「ぷいぷい」がいい線いってたはず。まったく、何でもかんでも関東中心で偉そうに語られても困るなぁ。

_ (以上、7/30追記)


README日記の書き方