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さらしものな日記

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2013-08-14 [J] 佐渡川先生、謹んでご冥福をお祈りいたします。

_ 日記どころか年記みたいになってるけど、今日は書かずにいられない。

http://www.akitashoten.co.jp/news/191にて佐渡川準先生が永眠されたとのこと。

ただ悲しく、残念でなりません。

他の媒体ではまた違う形での報道がなされていますが、そんなことはどうだっていいんです。

もう「あまねあたためる」の続きが読めないのですから。

_ 慌てているのでグダグダですが、「ハンザスカイ」の感想も、遅まきながらこの機会に、割といつもの体で書かせていただきます。

もう後出しじゃんけんなので、感想の内容については、いろいろ言われても仕方ありませんが、読み終わった頃とあまり感想は変わっていませんし。

_ 単行本の最終巻を読んで、「ああ、そういうことなのか!!」と。ラスボスがすぐそばにいることに、まったく気づきませんでした。もなかが最後の鍵だったとは… 見事としか言いようの無いお話でした。

やはり登場人物一人ひとりを、硬く言えば「無駄にしない」、やわらかく言えば「大事に、大切にしている」、とても佐渡川先生らしいお話でしたね。

_ 龍之介の心がちょっと行ったり来たりだったのも、リアルなのを通り越してちょっともどかしく思いましたが、それもまた普通の男の子の普通の感覚なんでしょうね。迷いの無かった頃の方が普通じゃなかったわけですから、見事なまでに彼の心の変わりようを現していたのだと、気づいたのも最終巻でした。

_ あと、さすがだったのが、当たり前ですが空手の描写。圧巻のド迫力、なだけでなく、かなりの有識者ならではの、その道を極めれば本当にできそうな気にさせる技が多かったのも素敵でした。まあ、虎やら龍やらは見えないと思いますが…

青柳先輩や、他の高校の連中などとの、派手な戦いの応酬でしたが、振り返ると番場先輩の存在感の大きさに驚かされます。実直、聡明、ちょっと頑固、そして空手一筋なところは、勝手な想像ですが佐渡川先生本人の代弁者だったのかもしれませんね。

_ でも最初はね、ちょっと心配していたんですよ。「先生、ラブコメは難しいのでは!?」と。ちなみに、勝手にラブ「コメ」と決め付けていたのもいい思い出です。

で、穂波の存在がなければ、龍之介は空手を始めてはいないわけですから、当然そういう流れなのは仕方ない&当たり前なのですが、割と中盤くらいまで、彼女の存在は要らないのでは? とさえ思っていました。

段々そっち方面の話も減っていき、菅野先生が出てきてからは、もうどんどんスポ根ものに突っ走っていったように見えたので、彼女との話が足かせになるのでは? と、余計なことまで考えたものです。

そして、読んだ方はご存知のとおり、「勝ってくれ、頼む!」であり、最終回の彼女のあの顔ですよ。これもまた「やられた!」と。もうドキドキものですよ。ワクワクものですよ。読んでるこちらは、このあまりにもストレートな剛速球に、その都度悶え喜ぶしかないという。

佐渡川先生の作品は、一話完結な話の一話分でも、こんなに長い一本の物語でも、「終わり」となるまで、決して油断できないお話が多く、全編で一本のお話という今回は、ちゃんと今まで読んできた上での最終巻の、スポ根もの&恋愛もの両方に怒涛のごとく決着をつけるカタルシスといったら、もう本当に例え様の無いすがすがしさでした。単行本限定のお楽しみ、ごんべえとキャンディまでもが、まさかのきっちりハッピーエンドという、ウルトラCまでこなされて。

_ 若干打ち切りっぽい気がしなくもないですが、「シャカリキ!」と同じようなタイミングでの終わり方なので、ひとつの作品としては、これはこれでいいのではないかと。これ以上ダラダラ続けて右肩下がりになるくらいなら、終われるところでビシッと終わったのも、とてもさっぱりした気持ちになれました。

なので返す返すも、「PUNISHER」が完全な打ち切り状態だったのが残念でなりません。きちんとひとつの物語を終わらせることができる作者だったのですから。

_ 「あまねあたためる」の感想は、また今度ということで。というか、まだもう少しだけ終わってませんから。

_ 本当に、佐渡川先生には、面白い漫画をたくさん生み出していただいた感謝の気持ちしかありません。謹んで、ご冥福をお祈りいたします。


2012-09-03 [J] 4年とちょっと前に

_ いつもぐうたらな駄文ばかり書いてますが、改めて見るとこんなことも書いてますね、私。

_ 『政治家、官僚、社長、会長… 今の世の中どいつもこいつもとにかく「謝罪のできない責任者」ばかり、私はこれが、今の日本の社会での、群を抜いて一番の大問題だと思います。

「言い訳」するな。「遺憾」という言葉は使うな。罪も責任も説明も何もかも「他人」に任せるな。「恥」を感じろ。

民衆が聞きたいのは責任ある立場を正しくまっとうした「的確な説明」と「自分の力のなさを悔いる謝罪」だけだ。

古きよき「恥」を知る日本の心からも、今後必要なグローバルスタンダードからも外れた、ただただ情けないあんたらの態度が、世界中で日本の地位と品位をひたすら下げ続けてるのがわからないのか?』

_ …何をかいわんや、ですね。

_ 元は、「北京五輪日本選手団団長」のじいさんへの、精一杯のけなし文句でしたが、この4年間で、本当に多くの人に同じ事を言わずにはいられない状況となっていきました。

テレビでは毎日議員さんの言い訳が飛び交い、自分達の誤報や恣意的な報道を棚上げにして同じ相手を公共の電波という暴力で締め上げる。

おかしくないですか? あなた達がこぞってお勧めしたんでしょ? 今問題視してるということは、間違いだったということでしょ? お勧めした責任は? 恥は感じないの?

そしてまた今日も、大阪の方の別の人をこぞってお勧めする。「道州制がどうたらこうたら」「議員定数は半分に」。

大阪市長が京都や兵庫・奈良、ましてや国政に首を突っ込むのは明らかにお門違いです。カッコつけてるのか、市民の嫌いな政局的なタイミングとやらを見計らってるのか、なんだか知りませんが、自分の足元の市政を大事にしないなら、今すぐ市民に深々と謝って、市民からの非難を浴びながらさっさと市長をおやめになったらどうですか? どう考えても、市長や県知事を真面目にやってたら、他県や国政への口出しをしている余裕や暇などないと思うのですが。

(話題は外れますが、私は議員や公務員を減らすのはあまり賛成できません。むしろ増やしてもいいと思います。その代わり、公務員の給与は都道府県で決める最低賃金、議員は必ず他の職業を持つ上で無報酬でいいと思いますよ。イヤならやめればいいんです。職のない時代、あなたたちの代わりはいくらでもいるのです。特に公務員なんて、クビにならないんだから。いやなら法律・条例上の最低賃金を上げればいいだけです。それは回りまわって他の労働者の生活をも上向きにします。それでも足りなきゃお札でも刷れば?)

そんな地方の一市長にコケにされながらも媚びへつらう議員の方々。「○○と言ったから民主が悪い」「いや、前から○○だから自民が悪い」。いい加減言い訳やら他人へのなすりつけやら、やめたらどうですか。大人でも理解に苦しむあなたたちの言動を、子どもに正しく説明できないと多くの親が要らぬ苦悩にさいなまれています。

(利害がぶつかる以上、政治は必ず必要悪です。その点において今回は時の首相がその役割を引き受けた、と、一部に評価する向きもあります。ほぉ、数百万人のために1億2000万人を泣かせるのが必要悪ですか。まず公務員の給料を最低賃金まで下げてみれば? それも公務員からみたら必要悪ですが。確かに会見でも何やら説明してましたが、増税以外の言葉は私には聞こえませんでした。低所得者へのばら撒きも示唆したようですが、私の給料も知らないくせに、誰にどれだけの補助金をばら撒くつもりですかね? やりたきゃさっさとマイナンバー制度でも実施すれば? もっと必要悪になれますぜ)

_ とまあ、4年経って振り返ってみるとですね、もう正しく謝るということを知らない/出来ないから、謝らなければならないようなことはしない… なんか世の中がそういう方向に進んで行ってもおかしくないような。

少なくとも、日本的常識を持つ人達なら、「すぐ謝る」は美徳としているところではないでしょうか。ただ、何でもかんでも謝るというのもどうなんでしょうか?

グローバリズムだの拝金主義だの食事の欧米化だの、何が原因かは知りませんが、「謝罪する」という場面をとんと見なくなりましたし。

本当に正しく謝るということを知らない/出来ないのか、ちょっと個人的なまとめ方で考えてみましょうか。

_ 「謝罪と賠償を」最近よく聞くフレーズですね。いつも笑ってしまいますが。

個人的には、謝罪、と言うか「謝る」というのは、もっと大きな話なんじゃないかと。

謝るためにはまず、「事実を明確にする・確定する」という作業が、最初に、迅速に、かつ正確に、真摯な態度で実施するのが必要ではないでしょうか?

「何が」「いつ」「どこで」「誰と」「どのように」等が、双方合意できる形でまとめあげられなければならない、ということです。私が4年前に「説明しろ」と言ったのはこの部分に当たりますね。

合意、というのは読んで字のごとく、「お互いの意識・意見が合う」ということなので、「相手に理解してもらう努力が双方に必要」です。説明を「他人」に任せてはダメです。また他人からも「的確な説明」を求めなければなりません。会社や組織の謝罪会見などの場合は相手がいないでしょうけど。

ただ、人は記憶や感情が常に不確かな存在なので、言葉や気持ちの羅列だけだと合意形成不可→どちらも謝らない、という流れになるしかないでしょう。「言い訳」や「遺憾」、「ころころ変わる証言」などではダメなのです。それは言った本人も含めて双方が信用も理解もできないのです。対する先人の知恵、ひとつの解決策として、「証拠」があります。証拠があれば、それについて互いに話し合うことも出来るでしょう。どちらかがぐうの音も出ない程の証拠もありますが。

このようにして「事実を明確にする・確定する」が両者の間で完了し、謝罪する必要があるという認識が両者で一致して、初めて次のプロセス「事実に基づいて謝罪の内容を決める」に進むことができます。

内容はそれこそ事実に基づいて決まるでしょう。車でバックして隣の家の庭に突っ込んだなら、色々賠償するでしょうし、待ち合わせに5分遅れても特に何も問題なければ、両手を合わせて「ごめんね」で済むかもしれません。

そして最後に「謝罪の実行」と、もうひとつとてもとても大切な「再発防止策の策定」となるかと思います。「自分の力のなさを悔いる」と、おのずと再発防止策が見えてくるのではないでしょうか?

これが謝罪の全貌かと思います。

(だから「謝罪と賠償を」のフレーズは笑ってしまうんですよね。感情を抜いた事実のみに基づく合意は? その合意内容から本当に賠償内容は生まれるの? あと再発はしてもいいんだ?(笑) 真に問題の解決を望む場合には決して使われない、最低のフレーズですね。普通は「問題の解決と今後の対策を」ですよ)

_ ここまで書いてて気づいたのですが、人間と言うのはすばらしいものですね。割と身近な問題なら、互いに目をあわせただけで「大体の事実を明確・確定」して、「どこまで謝ればいいか」を察して、割と的確に「謝罪」します。恥じることを知っていれば、自ら「再発防止」を誓う事でしょう。

特に、日本人同士の、独特の距離感や美徳、信頼関係や「あうん」の呼吸が、「すぐに謝る」という、互いに認め合う最適な謝罪の形を生み出せるんですね。日本人お得意の「察する力」と言うか、これはもう「ニュータイプ」の域に達しているのでは?

よく外国人と比較して「卑屈になってる」、とか言われますが、決してそんなことではないんですよ、きっと。互いに事実を把握して認めるトレーニングが普段から出来ているんだと思います。

だからこそ、相手が独特の感覚を使えない場合は、よりいっそう、まず「事実」の把握から始める必要があるんですね。「感情」のような不確かなものではなく、「事実」がなければ納得できない。だから合意が形成できない。

なんだかダグラムの次回予告みたいですね。「正義ではなく、真実を知りたい」と。正義は人の数だけあるが真実はただひとつ、ということです。となると、正義という名の感情で争うことに正解はなく、ただひとつの、曲げることのできない真実・事実のみが正解を導き出せるわけで、いかに事実の明確化・合意が重要かが良くわかります。

(てことは、ニュータイプもダグラム次回予告も、とても日本的発想・感覚に基づいたもの、ということなんですかね)

_ 実は本当にダラダラと無軌道に書いていたのですが、少しだけ何かが見えたように思えました。

今の人たちは、「互いに事実を把握して認めるトレーニング」が普段から出来ていないのではないでしょうか?

事実を事実であると認める能力がなければ、謝るという発想が頭に思い浮かばない。多分「逃げる」程高等な話ではなく「能力がない」んだと思います。

事実を自分から把握しようとする努力がなければ、謝罪しなければならない事柄を平気で見逃してしまう。これも「目を背ける」程の高度な話ではなく単なる「怠慢」なんだと思います。

そんな人達だらけなら、なるほど誰も謝らないんですね。自分で勝手に納得です。

_ てなわけで、今の日本人は皆トレーニング不足な人が多いんです。心も、体も。

もちろん、私もですけどね。

「出来る人はサボったらダメだと思うの」(Byジュディ姉)


2012-09-02 [J] 色々あったけど、私はあまり元気じゃないです…

_ ホント、色々ありましたねぇ、と遠い目をしてしまいますね。

それでもたまには書きましょう。ようやくそういう気持ちになったのです。

_ 2年以上ぶり、久々の日記は、やっぱりロンドンオリンピック! …は終わったし、本日記定番のロンドンパラリンピック! …も開催中で色々書きたいのですが、今回は違うネタで。

震災や原発、政治のことなど書きたいことはたくさんありますが、今回は若干報道が静まりつつある「いじめ」について少々。

_ まず「いじめ」って、言葉が柔らかいですよね。主にひらがなですし。「苛め」とか書いてもまだぬるい。今話題になっているのはこんな柔らかなイメージのものじゃないですよね?

一応、文部科学省も「いじめ」という言葉と意味を定義していますが(http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1302904.htm)、言葉・文字から来るイメージというのは恐ろしく、どれほど陰湿な行為が行なわれていても、「いじめ」とひらがな3文字で書いてしまうと、ただ子ども達がじゃれあっているだけで大した事ないような印象を与えかねない、そう思うのは私だけでしょうか?

殴られたら「暴行」、脅されたら「脅迫」、金品を取られたら「窃盗」、嫌がらせをされたら「迷惑行為」または「ハラスメント」、代わりに何かすることを共用されたら「犯罪教唆」… 全体を指して「攻撃行為」でしょ?

こうやって、的確な言葉に変換してみると、大人の世界ならこれらの行為はすべて「犯罪行為」だとわかります。そして、漢字などのイメージをもって見ると、子どもだからといって許される話ではないことにも気づくのではないでしょうか?

(ただ、以下の文章も都合上「いじめ」と書きます。「攻撃行為」なんて書いてもまだ誰もしっくり来ないでしょうから)

_ 次に、「いじめ撲滅」などというスローガンをあちこちで見かけます。理想としてはもちろん正しく、私も大いに賛成しますが、「スローガンを掲げたらおしまい」とする飽きっぽさがありはしないでしょうか? もしくは、「私はいじめなんかしない」とか信じてたりはしないでしょうか? いわゆる「いじめ」は、それをしたくないと思っていても、思わぬ形で行なってしまっていることも少なくありません。そう、きっと私も誰かをいじめてる、またはいじめたことがあるのでしょう。ただ、残念ながら「いじめ」は申告制だと思います。文部科学省も新たな定義を出し、それには「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」とありますが、それでもなおそれは結局「そう感じている」という本人からの「申告制」だと思います。

何が言いたいのかというと、「感じている」のはいじめられている状態なのでしょうけど、「周りの人、ともするといじめる側にすら、相手がどう思っているかわからない」ということです。

すごく冷たい、かわいそうな話ですが、親兄弟にでさえ、残念な程の上手な演技力により、黙っていればわからないものです。そして、もっと冷たく、辛い話ですが、人は「申告しなければ何もしてくれない」、または「申告しても何もしてくれない、さらに「申告もしないのに気づいてくれる場合があっても、何もしてくれない」可能性が高いということです。

自分で書いてても辛くなってきましたが、世の中口だけ、言うだけの人が多いのは、それこそ私が言うまでもないでしょう。周りを見回してもみんな自分のことばかり。このページだってそういうそしりを受けても反論はできません。

(よく「昔の日本人は…」とか言ってる人がいますが、昔も今もそう大して変わらないと思うのですが)

_ で、やっと言いたいことが言えます。

いわゆるいじめと呼ばれる「精神的・肉体的攻撃」を受けている人達にどうしても言いたいのは、「それでも決して、決してあきらめてはいけない」ということです。

いつも思い出してください。今、日本には1億2000万人以上の人がいます。

赤ん坊も混ぜての人数なので実際はもっと少ないですが、それでも、日本語のわかる、日本の常識を知っている、日本に頑張って住み続けている人が、こんなにたくさんいるんです。

少し上で、「何もしてくれない可能性が高い」と書きましたが、ぜひ言葉を逆に取ってください。「何かしてくれる可能性も、低いけどある」と。

いつ、誰が、どんな形であなたのことを助けられるかは、私にもわかりませんが、あなたの言葉を受け止められる人が、この国には1億人もいるんです。誰かが助けてくれそうな気がしませんか?

「そんな簡単に言うけど」いえいえ、簡単なことです。目の前にいる人にまず「いじめられている」と言うだけでいいのです。聞く耳持たなければ次の人。加害者側にチクりそうならまた次の人。何度も言いますが、あなたが相談できる相手は1億人もいるのです。

「打ち明ける勇気がない」犯罪に巻き込まれる勇気(とは言いたくないですが)があるのに、犯罪を正す勇気は持てませんか? きっと同じ程度の手間であり、精神面に限ればむしろ楽になるでしょう。犯罪はするのもされるのも面白くない上に悪いことだと思うあなたの感覚は間違っていませんし、多くの人があなたと同じ感覚を持っています。

「親や家族に迷惑がかかる」優しいですね。その優しさが親や家族にもあると思いませんか? あなたが健やかな日々を過ごせていない事実にこそ、親御さんには「いらぬ心配」という迷惑がかかっていますよ。それに、力になってくれるのは家族だけとも限りませんよ? あなた程優しい人はいないかもしれませんが、それでも意外とこの世の中、あなた以外にも優しい人はいるんです。

「報復が怖い」これは確かにその通りです。でも、何もしなくてもいじめられてしまうのでしょう? あなたのその我慢強さは敬服しますが、どれだけ自分が我慢強かったか、一度相手に教えてあげてみてはどうでしょう? ましてや自分の命と何かを天秤にかける度胸があるのなら、あなたの我慢「強さ」を示してみて、どっちが怖がるか一度試してみてはいかが?

「卒業すればいじめも終わるだろうし」本当ですか? 本当にそう思いますか?

「どうせ解決しない」何度だって言います。この国には1億人以上もいるんです。本当に一人も相手にしてくれないと思いますか? それを言い切るなら、本当に1億人に聞いて回るしかないでしょう。では是非それを証明してみてください。残念ながら、必ず途中で誰かがあなたの話を聞き、あなたの力になり、あなたを助けてくれることで、あなたの証明は必ず失敗することでしょう。喜ばしいことじゃないですか。

_ こんなことばかり書いて、無責任なヤツだと思われるでしょう。また、私の書いたことによって、誰かがさらに傷つくことがあるかもしれません。

結局「いじめ」はなくなりません。人に心がある限り、なくそうなんて無理な話です。

でも、今度ばかりは言わずにはいられなかったんです。

_ また、私の書いたことで何かが変わっても、あなたは一生相手を恨み続けるかもしれません。

恨んでいてもいいですが、きっと相手は覚えていません。あなたにも忘れてすっきりしろというつもりもありませんが、そんなやつらのためにこの先ずっと心の傷を引きずり続けるのも辛いじゃないですか。

それなら、「相談するだけで少し気分が和らいだ」「相手に自分がどれだけ苦痛を負ったかを示すことができた」「周りの人達のうち頼れる人がわかった」等、どういう形になるかわかりませんが、これからの大事な自分の人生のために、ビルの屋上なんかじゃなく、地面の上で、一歩だけでも踏み出してみませんか? きっと1億人分の何人も何人もが、あなたと共に生きていくことを選んでくれると信じています。そして、それは私かもしれません。


2010-03-13 [J] 何だと! たったの25分だと!

_ いやぁ、終わりましたね、バンクーバー。

でもって…

いやぁ、始まりましたね、バンクーバー。

_ またパラリンピックがやってまいりました。時の経つのは早いもので。

と、その前に、オリンピックの感想など。

今回も感動しました! おめでとう! ありがとう! 以上。

今さらこれを超える感想をダラダラ並べてもね。

_ で、タイトルの内容ですが、たびたび当日記にて問題提起している「パラリンピック放送枠の時間」について記載しております。

今日の放送は開会式の録画(これも不満)で20分ちょっと+競技説明で計1時間と、そこそこの時間を取っているように見えますが、明日からの競技ダイジェスト(ってのがもっと不満。夜中に国際映像垂れ流しでいいから生放送してよ)はたったの25分!

この事実について、2008年9月の日記を見返してみると…

ほら! やっぱり北京より短くなってる!

そりゃね、夏のパラリンピックの方が競技数も参加人数も多いのは承知してますよ。でもね、さらに2006年3月の日記を見返してみると…

ほらほら! やっぱりトリノより短くなってる!?

_ トリノ→北京→バンクーバーで、一日のパラリンピックの放送時間は…

30分→50分→25分となっとります。

_ せめてトリノにあわせて30分はとらんかい! NHK教育!(やっぱり呼び捨て) 受信料取ってるんやから、現状維持せんかい!

_ まあ、視聴率以外の微妙な問題もあるのかもしれませんけど… パラリンピックが差別や偏見を生むきっかけになると思う人がまだいらっしゃるんでしょうかねぇ。隠すことこそが差別や偏見への第一歩だと思うのですが。

競技者の中には、過去の辛い体験等から、あまり自分の姿をジロジロと見られたくないという人もいらっしゃるかもしれません。でも、本当に努力した結果つかんだパラリンピックの晴れ舞台なら、そして一所懸命に頑張ることが何よりも素晴らしいということを知っている人なら、むしろ「一人でも多くの人に自分のプレイを観て欲しい、応援して欲しい、そして、一緒に感動して欲しい」と思う方が、よほど自然な気持ちだと思います。そう思ってる競技者の方の方が多いんじゃないでしょうか。

_ そして、私サイドから言わせていただくと、ただひたすら「メダルの数がオリンピックより多いんだよぉ」ということに尽きます。


2010-02-02 [J] 極上の下ネタをあなたに!

_ 嬉しいなぁ! ぶら雲先生にまた逢えたなんて!

なんだ、またまた連載雑誌が変わってリスタートしてたんですね? てか、マンガ雑誌なんて買わないのでわかんなかった。今日たまたま本屋さんで単行本を見かけなかったら、またしばらくは気づかなかったかも。えらいことですよ、これは。早速アスカ@未来系と共にレジに突き出しました(アスカも面白かった。さすが島本先生)。

_ 物騒な話なんですが、私としてはですね、私か、きくち正太先生のいずれかがくたばるまでは、ずっと描き続けて欲しいんですよ、ぶら雲先生の凛々しくて下ネタ満載の日々を。でもね、しばらく単行本が出なくなったので、ちょこっと調べてみたら、知ってしまったんですよね、例の「おせん」のテレビドラマが引き金になって断筆してたって。じゃあ、ファンと言えども無理は言えないなぁって、思ってもいたんです。

_ よくある話ですが、ある作品のリメイク、続編、他メディア化を、作者以外が行なう場合は、絶対に「作者以上に作品に惚れ込み、その世界を一字一句違わず自分の得意なジャンルで実現したいと願ってやまない人」が陣頭指揮を執らなければならないと思います。才能のありなしや、売れてる売れてないではないんです。スタッフ・キャスト全員が同じ方向を向くのはなかなか難しいと思いますが、陣頭指揮を執るトップのうち一人だけでもその作品に惚れ込み、言葉を、世界を、空気を、そして心をまるごと再現したいと真に願っていれば、出来は悪くてもやりたかったことの片鱗が見え隠れする、最低限仁義の通せる作品作りは出来るはずだと思います。きくち正太先生がドラマ開始当初に既に断筆されていたとすれば、出来不出来以前の原因も邪推されます。勘違いと罵られても、あえて私は、「リメイク等は、ファンや新規視聴者よりも、まず原作者に向けて作るべき」だと強く信じています。原作者の納得しない作品はリメイクではありません。それは贋作(フェイク)です。そんな無駄な非生産活動を行なうくらいなら、他人の才能を利用しようとせず、下手でも自分で何かを生み出しなさいな。

_ それはさておき、いやぁ笑った笑った。移った先の雑誌の読者層に合わせたのか、「おせん」騒動の反動か、はたまた単にパワーアップしただけなのか、お上品な和食グルメネタとお下品な下ネタ言葉バトルにさらに磨きががかかっているではありませんか! さらにイタリア紀行も爆笑あり、ほっこりな話ありで大興奮! 取材旅行メモはさぞ真っ黒だったんでしょうねぇ(エロ説教含めて色々物申していらっしゃいましたし)。私も色々あったものですから、久々に腹を抱えて笑ったのはいいリフレッシュになりました。壷中堂のおやじもくそ坊主も相変わらず元気だ(いや、あの話だとそーでもないのか?(笑))。ちゃんと幽庵君もちょい役で出てたしね。でも、まだいさきねーちゃん出てないなぁ。

_ で、主人って、「しゅじん」?「あるじ」?


2009-10-29 [J] せっかくの誕生日ですが…

_ 「DS Lite」や「まいにちいっしょ」が今年も祝ってくれた中、敢えて3つの言葉に対して意見をば少々。

_ ●「〜してきたのはどちらでしょうか!?」

とにかく物申したかったのは、これ。えっと、いつまで野党気分なのでしょうか? 政権与党の答弁が鸚鵡返しで済むなら、総理大臣は人間や鳩ではなく鸚鵡の方が、より誠実でいいと思います。あと、「それを正すのですから私達が苦労するのは当然です」というように取られても仕方のない答弁はどうでしょうか? 「苦労した結果、前政権がひど過ぎたため残念ながら実現できませんでした」が通用するとでも? 政治に対しては、日本国民は結果しか求めていません。苦労なんてしてもしなくてもいいので、結果だけ出してください。ボンクラな結果しか出せないなら容赦なく次の政権交代が果たされるだけのことでしょう。

また、本当に「すべて自民党が悪かった」と言うのならむしろ日本国民に2つの意味で謝るべきでは? 1つは、諸悪の根源とけなされる自民・公明連立政権も、どんなに腐っていたとしても、日本国民が選択した政権でした。総理大臣を長とする行政は、直接選挙できるわけではないので、多少はケチつけることもできるかもしれませんが、立法機関である国会議員は、(投票率は悪くても)間違いなく国民の投票によって決定されているのです。今民主党の人達は自分達を「明治維新以来の改革断行者」のように言いたいようですが、あなたたちも武力行使ではなく、間違いなく日本国民の投票によって決定しただけのことです。だから前政権与党を一方的にけなすのは、それを選択した日本国民をけなしているのと同じこと、日本国民に大変失礼では? もう1つは、鸚鵡返しの鸚鵡返しで。「その諸悪を今まで長い間止められなかったのは、どちらでしょうか?」野党は力がない? バカ言っちゃいけません。その野党が与党になれたんでしょうが。てことは、今まで長い間さぼっていたのは、どちらでしょうか? 「長年力になれず申し訳ありませんでした」と、土下座するくらいしてもらいたいものです。

少しでも「自分の責任」がないかしっかり考えるから「切腹」するのが武士の美学であり、多少ちゃらんぽらんな私達市井の民にも、ある程度根付いている美学でもあると思うのですが、いつから日本人は「すべて他人の責任」にすることをデフォルトに選択したのでしょうか?

●「最終的には私が決めますのでご安心ください」

いえいえ、ご安心ください。最終的には日本国民が決めます。総理大臣は責務・責任は大きいですが、別に主権を丸ごと総理大臣に預けたわけではないと思います。それに、(わずかに国会が上とも言われますが)三権分立であり、総理大臣としては法案提出出来ても、結局法律を可決するのは国会です。あなたが決めるのではなく、日本国民の投票によって当選した国会議員によってのみ決定するのです。総理大臣=与党党首であり、総理大臣=衆議院議員でもあるため、多少詭弁ととられても仕方ない部分もありますが、この「けじめ」が出来ないから、今までずるずると政治腐敗が来ているのではないでしょうか? 与党議員なら、総理大臣を長とする各閣僚のちぐはぐな言動について、正しくないならNOを叩きつけることが出来るようになってもらいたいものです。

「最終的には私が」人それを「独裁」と言うんです。日本は独裁国家ではありません。

●「いわゆるアニメの殿堂をはじめとした〜」

もうそれは嫌という程聞きましたので、いちいち挙げなくても日本国民はみんな知ってます。それより他には具体的に何がありますか? アニメの殿堂だけなら100億円だかそれくらいしか予算を削れないと思うのですが。非常に乱暴な言い方を誤解を恐れずにすると、こども手当てを2万円とすると、50万人分をたった単年度分しか拠出できませんが。厚生労働省の平成20年度統計(http://www.mhlw.go.jp/za/0825/c05/pdf/21010101.pdf)では、出生だけで1,091,150人、そう、平成20年度の日本には、0歳児だけで100万人以上いるのです。少子高齢化と言われていてこれですので、どこまでこどもかは知りませんが、100万人の十数倍のこども人口に対して、毎年永久に2万円出すのですから、いい加減「アニメの殿堂のみ」にこだわらず、「堂々と、晴れやかに」こども手当ての財源をすべて公表していただきたいものです。まさか考えてないなんて言わないですよね?

_ あとひとつ、別枠で。

●「だから、なんで!?」

私もそう言いたい。「『説明責任』という漢字4文字の言葉を一言」ではなく「説明すべき具体的な『内容』」を話して欲しいです。

(女性議員の野次は声が高いからか、よく通りますね)


2009-10-10 [J] 陣中日誌は学級日誌になってしまった。

_ リニューアルした「戦場のヴァルキュリア オフィシャルブログ 陣中日誌」ですが、まあ、そうなるんでしょうね、やっぱり。

心配していた通りの、めっさ主人公ばかりの展開。で、学生だから学級日誌風になりますかね、そりゃあ。

良くも悪くも完璧過ぎるイーディ様と入れ替わりで担当になった人、主役級なんだからもっと色んな面を見せていただきたいものですが、とりあえずドジなところを前面に出していくようですね。え? リニューアル1回目だからまだまだこれから? じゃあ、リニューアル前の1回目を御覧なさいな。全方位におけるイーディ様の達観振り(と、ホーマー君のマゾっぷり)は、既に第1回目にしてパーフェクトに表現されていますから。これくらいのアピールが出来なくて、この先大丈夫か?

_ 学園ラブコメ度満載、というか、ラブな部分は今のところないので、単なる学園コメディ度満載? のリニューアル。彼女達は「2」発売後1年以上も話題豊富に陣中日誌を引っ張っていけるのか? 要注目ですね。

_ …はぁ。やっぱイーディ様(とホーマー君)のキャラが強烈過ぎたなぁ。多分、世間的には今回のメンバーの方が正しいんですよ、色んな意味でね。でも、もう物足りない体になってしまってます。なんかすげー人を引っ張ってきて、準レギュラーくらいに据えてくれないかなぁ。もちろん、担当の3人?も、とりあえず頑張ってくださいな。


2009-10-08 [J] 「ガ〜ラ〜コ〜!」

_ …違うか。

_ ベヨネッタの体験版をダウンロード。もちろんPS3版ですよ。

うーん、いいゲームですね。いやっちゅー程派手ですし、EASYだと適当にボタン押しててもごり押しでサクサク進むし、主人公たるベヨネッタねーさんは上から下まで何とも言えないですし(笑)。まあ、誕生日だし、買うか。てか、おっさんになっても誕生日とか言ってるしなぁ。まあ、メガドライブの発売日だったり、何故かゲーム関連はこの日に発売されたものが多かったりするので、そういう星の下に生まれついてるんですよ。それに、今年もトロがお祝いしてくれるのが楽しみだ。週刊化直前でよかったのかどうかわかりませんけどね。

_ で、改めて、ベヨネッタのネットでの評判を見てみると… ほうほう、360版に比べてそんなに劣ってるんですか。

知らぬが仏、というか、目が肥えてない、というか、PS3版でも十分楽しいんですけどね。

フレームレート? ガタガタは脳内で画像補完できる能力を長年のプレイで手に入れたロートルゲーマーですし、あの体験版レベルならまったく問題はありません。むしろ、おっさんゲーマーにはちとスローになってくれるぐらいの方がやさしくなって結果的にありがたかったりして。

グラフィック? あの体験版でなんか問題あるの? わからん。

何か演出が360版に対して抜け落ちてる? ああ、それはもったいないかもしれませんね。ただ、純粋なアクションとしての演出だけなら、なくなっても「そんなもんか」ですけど。もちろんストーリーに関わって来ると大問題ですが、はてさて、どうなることでしょうか。

_ この「ベヨネッタ」という作品、カプコンの開発者集団が起こした「プラチナゲームズ」という会社が作成して、だいぶ前に既に完成していたものだそうですね、360用として。で、ここからがセガの斜め上なところで、単なるパブリッシャー契約だけでなく、セガ自身が「PS3への移植」を行なったとか。

正直言って作りにくいPS3への、発売前ソフトの移植。で、案の定うるさ方からは格好のけなされっぷり。なんか怒ってる人までいますが、そう、これがセガなんだよ。知らなかったの?

カプコン時代からのプラチナゲームズのシンパなら、堂々とオリジナルである360版を買いたまえ。そして、オリジナルであるがゆえの、PS3では決して味わえないであろう、至高のひと時をたっぷりと味わうがいい。だが、セガフリークを自称するものだけは、決して迷うことなかれ。にっこり笑顔で「PS3移植版」を手にしよう。何も気にすることはない。プレイし終わったあと、「ああ、セガだ」と、一言つぶやくだけでいい(笑)。これだけで納得できないなら、金輪際セガのゲームには手を出さない方がいい。

_ 「戦場のヴァルキュリア」が売れると、当然次回作もPS3だと思っていると、まさかのPSP。PS3は作りにくいからなぁ、と思ってると、龍が如くは毎年リリース。なんでやねん。

じゃあ「初音ミク ProjectDIVA」が売れると、次はPS3か? いやいや360じゃない? なんて言ってると、何故か「次はアーケードだ!」と、誰もが首をひねる事を口走る。

任天堂単体だと「Wii Sports Resort」になり(アーチェリーおもろい)、任天堂とセガが組むと「マリオ&ソニック オリンピック」になるが(今でも2人が肩を並べるのが信じられない)、セガ単体で作ると「珍スポーツ」になってしまう。

きっとね、ユーザーのことなんて考えてないんですよ、あの会社は。後先も収益もユーザーの期待も何も考えずに、自分たちの作りたいものだけを作り続けてるんですから。だからセガにユーザー側から期待してはダメ。ヤボってもんです。若い子たちはドリームキャスト以前のセガを知らないから、たまたま当たったソフトについて変な期待をするのかもしれませんが、そんな企業じゃないことに早く気づいてほしいですね。

_ 「セガだから」ほんと、この一言だけなんですよ。だからこそ、突然出てくる驚きのゲームもあるわけで、従って私たちはセガフリークをやめられないんですけどね。


2009-10-03 [J] イーディ様(とホーマー君)お疲れ様

_ こっちも前からわかっていたのですが、肝心の当日にすっかり忘れてた「戦場のヴァルキュリア オフィシャルブログ 陣中日誌」リニューアルが、10/1にいよいよ(まだリニューアル式典?だけですが)執り行われたとのこと。

こちらも気がつけば52回(+α)だったそうで、単一ゲームのブログとしてはなかなか長期間の連載だったのではないでしょうか? ネタがあるのにほとんど触れなかったり、そのくせネタのないときにも無理やり更新したりと、(ちょっと見忘れてる期間もありましたが)ずっと楽しませていただきました。

_ 残念ながら、PS3故障により「全てのゲームの全てのセーブデータと全てのPV」を失ってしまった悲しみに打ち勝とうと、もうPSStoreでダウンロードできなくなった(多分フルスペックハイビジョン版mp4)PVを、代わりに「戦ヴァル公式Webページ」から(ちょっと解像度の落ちたwmv版PVを)ダウンロードしてきたり、また一から「戦ヴァル」プレイを始めたり… と、復旧作業に大わらわ。何故か昔も今も、うちの戦場では「ぃやったるぜっ!」なウォルターさんが戦車をしとめるというスタイルは変わらないものの、後半になって初めて気づいた「遊撃戦闘ヴァーゼル河川敷の歌姫無双」を今回は最初から実施して、ようやくクローデンの森でハンスに癒されながらイェーガーさんを追い払い、ロージーさんおかんむりの砂漠にたどり着いたところです。まだラルゴの夢さえ聞いてないのに、なのに、もう「2」ですか。いや、いいんですけどね。

_ そんなこんなで、トロクロからも本人(声優さん)からも暖かい?メッセージをもらいつつ、実に潔く、すがすがしく陣中日誌を去る、皆に愛されるブログ担当、世紀末バイオレンスアイドル・イーディ=ネルソン様(とホーマー君)でした。

_ で、次の担当ですが、この人どちらさま? 2の人? ひとり??

実は2の情報は、それこそ「陣中日誌」以外ではあまり目にしてないので… でも、見た事あるといえばあるかな。ということは、メインキャラでは? だとすると、せっかくのサブキャラだけで回してきた陣中日誌が、少し残念なことに… 今までも、たとえばこの陣中日誌がウェルキンとアリシアで運用してたとしたら、ここまでフリーダムな内容で、ここまで人気コンテンツとして続いてきてたでしょうか? 2のキャラがそこまで魅力的なんだ、と言いたいのかもしれませんが、逆に言うと今回のサブキャラには魅力がないのか? と言われても仕方ありませんよ? 安易な方向に走るのではなく、ぜひとも日陰者のサブキャラ達にこそスポットライトを当てて、ダウンロードコンテンツの主役を張る程のキャラを育てていってもらいたいと切に願います。


2009-09-24 [J] まいしゅういっしょ?

_ (http://www.dokodemoissyo.com/mainichi/ps3/info/090924.html参照)

_ …うーん、しょうがないかなぁ。肩持つのがいいかどうかわからないけど、そんな感じですかね。

とりあえず3年、1000回以上、毎日配信しましたからね。今までありがとう、と申し上げます。無料コンテンツに注文つけるのはヤボってもんです。それに、各所でいろいろ言われてますが、やめちゃうよりははるかにマシですよ。形式はどうあれ、ニュース配信は続くんですから。

_ でも、その週1回分は、どう配信するんでしょうかね? たとえば10分程度だとしたら、あきらかに1/7にボリュームダウンですし、まとめて1時間くらいを延々と流されても、はっきり言って長すぎです。個人的には毎日「10分前後」という、スケジュールの隙間を埋めるような長さがよかったので、理想は7個にわけて10分くらいずつだと、毎日少しずつ観られて… ああ、それじゃあ今と変わらないか。それが無理だからサービス変更したんでしょうしねぇ。まあ、あまりガッカリさせない程度に、適度にスケールダウンすればいいのではないでしょうか?

あと、配信内容ですが、苦し紛れでもこりゃひどい的なC級ニュースこそ楽しみだったのですが、週刊化することで変にこざっぱりした、お行儀や体裁のいい「ディスイズオフィシャルざます」なニュースばかりになったら… 回数や時間より、こちらの方が怖いですね。

_ お金か体力かモチベーションかネタかわかりませんが、何かが欠けた・足りなくなったからこそのリニューアルなんでしょうけど、PS3もPSPも新型・値下げ攻勢で、これから盛り上がるかというときに、せっかくの「まいにち」更新コンテンツを手放さざるを得ないというところに、SCEの苦しい台所事情が見て取れるような、そんな気がします。まだ始まってないのでなんとも言えませんが、数回視聴してみて「ダメダメ感」が漂うようならば、いつでも「やっぱりSCEはダメだな」と言ってやります。いいんだ、言ってやる。セガなんていつも「ダメ」だったんだから。それでも愛してる。セガ愛してるよセガ。YAKUZA嫌いなので龍が如くは買いませんが。

_ こうなると、毎日更新コンテンツとしては、「お楽しみに」のインサイドXBOXの方が… と書き出してから一応調べてみると、こっちも毎日じゃなくなってるんでしたっけ。平日は毎日更新だと思っていたのですが、こちらは週4日とのこと。中途半端だなぁ。ゲームの話しかしないし、その紹介方法がまた面白くないし、それでいて毎日更新でもないし。ずっと前から口をすっぱくするほど言ってますが、MSKKは、本当にお金と頭の使い方、特殊な日本市場が全然わかっていないような気がします。本当に日本人スタッフが考えているんでしょうか? 杓子定規なグローバリズムもいい加減にしてもらいたいものです。

_ で、Wiiにいたっては、毎日どころか毎週ですらない、不定期更新のようですが、みんなのWiiチャンネルにて動画配信中です。CMやその延長のロングインタビューなど、これまたゲームの話ばかりですが、本当に金と頭の使い方、特殊な日本市場がとてもわかっているようで、これはこれで面白いですね。ナイナイのWiiSportsResort動画はどれも面白かったし、モンスターハンター3の紹介も面白かった。ゲームセンターCX出張版の面白さはずるいですけどね。

_ 日刊を週刊に変えるのだから、まあ普通に考えればスケールダウンととられても仕方ないわけですが、「がっかりさせといて実はすごいスケールアップ」というのも、ユーザは別に望んでないと思いますので、適度なスケールダウンはゆるやかに受け入れられるんじゃないでしょうか、それなりに。だから無理にスケールアップしなくていいよ。継続こそ力なり。

(でも、やるなら新型PS3発売前にやっとくべきで…3周年と1000回と新型が重なったこの時期に発表するのは、つくづくネガティブで自虐的でグダグダだなぁ…)


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