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さらしものな日記

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2007-07-01 [J] 久しぶりに「新選組!スペシャル」DVDを鑑賞する、の巻

_ 「メジャー」って、まだやるの? ヒト・モノ・カネに恵まれてるなぁ。「無敵看板娘」ももう少しヒト・モノ・カネに恵まれていればなぁ…

あと、「メジャー」の裏番組が「週間こどもニュース」ってのはダメっしょ? もちっと考えて番組編成してもらいたいもんです。私の場合は「メジャー」は録画ですけどね。

だって、「週間こどもニュース」って、わかりやすいんだもん。オトナも時間があれば観といた方がいいよ、いや、ほんとに。こどもにどう説明したらいいかの勉強にもなるし。でも、オトナが観たら思うだろうなぁ。「案外難しいことまで教える必要があるんだなぁ」って。こどもは、オトナが思ってるほど子供じゃないってことですよ。

_ そんなことはさておき、「新選組!スペシャル」のDVDを… あ、まさか、皆さんのパソコンでかな漢字変換したときに、「しんせんぐみ」は「新選組」と変換されたりしないでしょうね? いわんや、「新撰組」なんて変換されたりしないですよね? ユーザー辞書には、正しく「新選組!」と登録しておきましょう。特に、MSの辞書は少々おバカちゃんなので、しっかり登録しておくことをお勧めします。惜しむらくは、「!」はイタリックというか、斜めに表示されるととても幸せなのですが…

_ そんなこともさておき、珍しく表題通り、久しぶりに「新選組!スペシャル」DVDを鑑賞しました。

このDVD、通販で購入したのですが、2枚目のディスクの中心からほんの少し、最初からイヤな傷がついてるんですよね。運送時についた傷だと思うのですが、確かにケースのつめがあまりしっかりとディスクをホールドしてくれてないようなんですね。書店で売ってる980円洋画モノ格安DVDが10枚も買えちゃう、税込10,080円もする高価な商品なのですから、もちっと丁寧にホールドしてもらえないかなぁ。視聴できるからいいんですけどね。

_ さて、またまたまた観てしまった(多分4回目だから、この表現で合ってますよね?)わけですが、いやあ、とにかく、ことほどさように面白い。

今年大絶賛放送中の「風林火山」などと比べると、やっぱり若者の純粋でナチュラルな群像劇の魅力にあふれてますな、「新選組!」は。

「風林火山」も大変魅力的ですが、まあ従来通りの順当なNHK大河ドラマですね。そういうフォーマットにきちんと乗っかっていて、安心して観ていられます。それでいて、思い込みの激しい武将たちのけれんみたっぷりな迫真の演技も冴え渡ってます。少し型破りなのは、主人公「山本勘助」が若干ダークヒーロー的な魅力を持ち合わせているところでしょうか。

で、そのフォーマットを大きく打ち破り、「ごく一部を除いてはけれんみの薄い」、言い換えれば「等身大の」若者達の野望の日々を描く「新選組!」。

_ たとえば、名シーン続出と名高い第33話「友の死」では、皆さんやっぱり静寂かつ鬼気迫る切腹のシーンが印象的でしょうか? それとも源さん@小林さんの「おむすび」に胸が熱くなるのでしょうか?

今回もその33話相当のシーンを当然観たわけですが、何度観てもたまらないのが、脱走した山南@堺さんが、馬に乗って追いかけてきた総司@藤原さんを見つけた直後のシーンでしょうか。そう、見つけてから、自分から声をかけるまでの、あの顔のアップのシーンです。

私のつたない言葉では到底まともな説明なんてできませんが、「覚悟を決める」というのを、あのわずかなアップで心情豊かに表したのは、まさに賞賛、大絶賛モノです。

あなたは今まで何度、「友が覚悟を決める」という瞬間に出逢いましたか? 私は何回かあります。だから、このシーンの演技が嘘に見えないことがわかるんですよね。

_ また、大久保@香取さんがしょっぴかれる直前の、あの土方@山本さんとの熱い抱擁! コルク栓を手に入れてからこのシーンにたどり着くまでの、いろんな思いがたっぷりつまったこのシーンに、男の真の友情がいかに深いものかを感じ取ることができれば、間違いなく「正しい新選組!視聴者」だったことが証明されます。私たちも一緒になって、いろいろ思い巡らすことでしょう。

あなたは今まで何度、「友と抱き合った」ことがありますか? 幸か不幸か、私には経験がありませんね。キザっぽく別れの握手をしたことはありますが(恥)。

_ そして、放送当時からちょくちょく割り込んだあの座談会「どんと来い!? 新選組!」。言葉の端々と場の雰囲気的に、深夜から明け方にかけて収録されたのかなぁと思いますが、友がひとところに集まって、同じ何かについてあーだこーだと語り明かす… 人生にとって何と貴重な、そして何と重要な夜明かしであることか! 本当に普段からこんな感じでの収録だったんだろうなぁ、と、思いを巡らせるばかりです。役名と役柄と俳優さん本人の名前と人格とが入り混じって、酒の席でこそないものの、みんなカメラが回っていることを忘れているかのような、いい雰囲気の座談会。

あなたは今まで何度、「友と語り明かす」夜をおくったことがありますか? 私は何度かありますねぇ。くだらない与太話ばかりなんですが、あれは貴重ですよ、ホント。

(ちなみに、この座談会を見るたびに、いつも「義経」の時の座談会もうっすら頭の片隅に思い出されます。あっちもこうしたかったんだろうなぁ、かわいそうに。あの場はちょっとちぐはぐした雰囲気だったもんなぁ。マツケンが横に座ってたら、ナンちゃんも辛かったかのかなぁ)

_ で、今日のまとめ2点。

1点目:やっぱ誰か新選組!DVD−BOX、前半だけでいいから誰か私に買うてくれませんか!? やっぱぜんぜん足らんよ、スペシャルだけじゃ。池田屋事件なんてバッサリだもん。

2点目:明日は(今日は?)「新選組!! 土方歳三 最期の一日」DVD鑑賞決定! はてさて、こちらも何度目だか…

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