トップ «前の日記(2008-07-02 [J]) 最新 次の日記(2008-07-09 [J])» 編集

さらしものな日記

2004|10|11|12|
2005|01|03|04|08|09|10|12|
2006|01|03|04|05|06|07|08|10|11|
2007|01|02|05|06|07|08|09|10|
2008|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|04|05|06|08|09|10|
2010|02|03|
2012|09|
2013|08|

2008-07-07 [J] 天の川の二人に負けない「メロドラマ」を観た

_ いやあ、今日(正確には昨日か)程「篤姫」観てて感激した事はありませんでしたね。今回は我ながらよく我慢したと、ちょっと自分を褒めてやりたい気分です。

お世継ぎ誰にするかなんて小学生でも知ってるわけで当然視聴者は結果がわかっているのに、その決定の過程をあそこまでうまく「メロドラマ」に昇華してしまいますか。

最初の頃は「山南さんも出世したなぁ、次は将軍様か」くらいにしか思ってなかったし、薩摩でののらりくらりした展開に「うーん、今回のはどうだろう?」と、ちょっと懐疑的にもなりましたが、一話も欠かさず観てて良かったです。実に儲けた気分ですよ、ほんと。

おもむろに閑話。なんせ「武蔵」の時なんて、もう2話で見限ってその一年間は大河ドラマ観るのやめて、しかもそれで正解だったと今でも思ってますしね。ありゃひどかった。

閑話休題。大河ドラマはチャンバラやってりゃいいってもんじゃないんですね。大奥モノはドロドロしてりゃいいってもんでもないんですね。色恋沙汰ちょっとひねった展開なんて全然考えなくていいんですね。

「篤姫」は、ここまでは実に丁寧に準備を重ねていたわけで、ちゃんと放送期間のほぼど真ん中に、しかもちょっと変わってるけど一途さという意味では間違いなくストライクな「ピュアなメロドラマ」を持ってきた。そしてこれからはこの「メロドラマ」があったからこその展開になるわけで、きっとまた丁寧に(というか、またのらりくらりかもしれませんが)物語が続いていくことでしょう。こういうのは、さすがの三谷幸喜さんもちょっと書くの苦手かもしれない。

とにかく、今回の話があったからこそ、私も最後まで「篤姫」観続けていけそうです。

脚本や演出も素晴らしかったけど、とにかく堺さんずるいよ。かっこよすぎるよ。またファン増えるよきっと。

_ 話をゲームに移して。

先日のXBOX360の印象について、一部前言撤回。

>メニュー画面なんてアメリカナイズなケバケバしさでどうも好きになれない。

なんて言ってましたが、どういうわけかソウルキャリバーのテーマとアイコンパックを買ってしまった。で、適用すると、それなりにいい感じ。マーケットプレースのバックが変わらないのは他のテーマでもそういう仕様?

そうか、ナムコめ、こうやって庶民から小金をかき集めるんだな。

これがいわゆる「お布施」ってやつか。アイドルマスターで確立した、「信者から長期間じわじわと小金を巻き上げる」というビジネススタイル。

でも宗派で言うと自分は一点の曇りもなく「セガ派」と言い切れますな。ナムコと心中するつもりはなくても、セガとならゲーム人生を心中できます、はっきり言って。

そう、前回はPS3を推してる内容になってしまいましたが、その理由のうちの半分は「セガが何故か一番力を入れているように見える」ハードだから、というのもあるんです。

セガがXBOX360に完全シフトしたら、360の所有ソフトももっと増えることでしょう。

_ さて、そんなセガに対して、「セガが頑張るハードは必ず負けハードになる」という都市伝説があるようですね。

酷い言われようですが、Wiiでの看板キャラ「ソニック」の大躍進も、実際半分はマリオとの競演のおかげという、昔からのセガフリークにはとても複雑な心境を引き起こす状態ですから、ソニックのおかげなんて事ではないんでしょうね、きっと。

そんな、ハードどころかソフトまで任天堂に足を突っ込んだ状態で一見おとなしくなったように見えていても、実は「龍が如く」「戦場のヴァルキュリア」等の、流行の斜め下を行く、いつものセガらしい(人を選ぶ?)ゲームはPS3で健在、と見て取れるわけです。

何故PS3なんでしょうね? 相変わらず常人には理解しかねるセガの戦略です。いいぞもっとやれ。ただ、360でもいいよ、私は。OutRunとオルタとソウルキャリバーが動作する限り、もう360は捨てないし。

_ そんな私のPS3のテーマは当然?「戦場のヴァルキュリア」。でも、ソウルキャリバー4のテーマが来たら、有料でも買っちゃうな、多分。だから、それが「お布施」だっての。

お名前:
E-mail:
コメント:

README日記の書き方