_ 今、老若男女通して人気のある、国民的スターは誰かと言えば、やっぱり「SMAP」しかいないでしょう。誰か、と言いつつ5人ですけど。
そのSMAPの3時間特番、目一杯楽しませていただきました。
_ ヒト・モノ・カネを惜しみなく注ぎ込んだゴローちゃん渾身の「仮面ライダーG」は言うに及ばず、おっさん世代にちょっとアピールした(黒子・グレ子が懐かしかった)欽ドコ&慎吾ママ、最後に回った割には感動もへったくれもなかった鶴瓶師匠へ贈るつよポンのピアノ、そのピアノの練習期間中の完璧な中居君のドッキリ(あのCMもったいないですよね)と、幅広い視聴者を対象にしたバラエティに富んだ企画が続いた中、「全力坂」が浮いてたなぁ。キムタク、スケジュールが空けられなかったとか、色々あったんだろうとは思いますが、あの扱いの悪さには露骨にムッとしてましたね?
_ そのキムタク(本人はまだこう呼ばれたくはないのでしょうか?)が昔のVTRを見て、ここぞとばかりに森君の事をツッコミいれたのはよかったですね。やっぱり大切なメンバーなんでしょうね。森君自身がついこの前オートレースでG1レースとったのも、ツッコミをいれやすかったのかもしれません。そういう意味では、再現ドラマが5人ってのも、SMAPメンバー自身にとってはとても不自然に見えるんでしょうね。間違いなく6人だったんですから。オートレースが青少年に与える影響だとか何とか言われるのかもしれませんが、事実は事実。キムタクも、そんなところにもムッとしていたのかもしれませんね。
_ 森君の件もそうですが、事実を曲げると知らず知らずのうちに不自然になるものです。テレ朝の番組のみで構成したかったのはわかりますが、それなら何故慎吾ママ? じゃあ、慎吾ママを出せるなら、「夢がMORIMORI」のVTRだって出せるのでは? 彼らがブレイクしたのは明らかに「夢MORI」のキックベースボールからでしょ? 私だってこの番組で初めてSMAPを知ったくらいですから。
(まてよ? あすなろ白書のキムタクとどっちが先だ?)
_ まあ、とにもかくにも不景気なこの時代、人々を楽しませるのがスターの使命だとするならば、間違いなくその役目は「SMAP」が背負い込んだままで、まだまだしばらくは彼らの天下が続くんでしょうかね。
_ ちなみに、初オリコン1位が遅かったなんて言ってましたが、あの当時チャゲ&飛鳥の「SAY YES」に負けて2位だったなんて、そりゃ無理ですって。時代を知る者にしてみればこのガチンコ勝負は物凄いことですよ。それに、例えばサザンオールスターズだって、オリコン初1位は「さよならベイビー」だったんですしね。オリコン1位がナンボのもんじゃい、ってなところです。
_ オリコンつながりで、もひとつ話を脱線させれば、去年の記事になりますが、http://mainichi.jp/enta/music/news/20081209mog00m200031000c.htmlにて、「最後のライブDVDがオリコン1位」とあります。ふざけた事を言っちゃいけませんね。一文字違いで大違い。正確には「最新のライブDVDがオリコン1位」と書く必要があります。何が不満なのか知りませんが、事実を曲げちゃいかんよ、毎日新聞。
_ そんなわけで、ゴージャスな3時間でしたっと。