_ ああ、カージナルスは「米国一」じゃないんですね。失礼しました。「北米一」と訂正させていただきます。
_ …と、そんなことより！
「第１回世界身体障害者野球大会」ってのが、神戸で開催されていたのですか！？ 観に行けたらよかったんですけどねぇ、残念。
ここでいきなり、ちょっと脱線。
障害者という文字は本来の漢字表記ではないという議論があるんだそうですね。「障碍者」と書くのが本来の姿だとか。おまけに、今は「障がい者」と書くのも一般的な候補に挙がっているそうです。確かに、言われてみれば「害」という漢字には悪意・嫌悪感をおぼえますね。強制でも呼びかけでも何でもありませんが、判断のつかない私としては、以降極力「障がい者」と記載させていただこうかと思います。なお、「碍」という字は「さまたげる」という意味だそうで、本来の表記ではあるらしいのですが、使っていいものかどうか… そもそも、「しょうがい」という響きが、技術屋風情な私には常に「障害」を思い起こさせるので、何かもっと前向きな響きのする用語があればいいのですが。
_ 話を戻して、今回の参加国は４カ国（ちと韻を踏んでみました）と、ちょっと少なめ。難しい野球ルールが浸透していて、なおかつ身体に障がいを持ちながらなお野球をやってやろうという風潮のある国なんて、そう多くはないでしょうね。
とはいえ、世界大会であるのは間違いありません。オリンピックにパラリンピックがあるように、ＷＢＣとセットで考えるべきでしょう。
そんな大会で、なんとまたも日本代表が「世界一」！ いったい全体どうなってるんでしょうか、この国は！ まったくもって、底辺から頂点まで一貫した野球バカ大国ですな。もう嬉しくて頼もしくて笑いがとまりません。
北米の連中がなにやら東京ドームでバカスカホームラン打ちまくってるらしいのですが、もうなんとも思えない。何しろ北米一の監督がセレモニーで真っ先に挙げた選手は、「世界一」の国からやってきたのですから。
_ で、ですねぇ。いつも言ってることなんですが、テレビとかでもっと騒いでくださいよ！ 中継しないの！？ 世界一なんですよ！！
そんなことだから、全く気づかずに「世界バレー」を観てしまうんですよ。いやはや、なぜかＷａＴは爽やかですなぁ。
_ そうそう、まだまだまだあるんですよね。最後の最後は「アジア一」！ でいいのかな？ 頼んだぞ日ハム！ 任せたぞファイターズ！ 有史以来日本で一番熱かった「野球」の年を、その圧倒的な力で鮮やかに締めくくってくれ！！