銀河漂流バイファム13
へなちょこストーリーダイジェスト
第6話


「ステーションで拾ってきたククトニアンの赤ちゃんsは、泣けば
 そこらじゅうヒビだらけになるわお腹をすかせばトゥランファム
 を食べるわ嬉しくなったら文字通り飛び回るわで、みんな大騒ぎ。
 ま、邪魔なトゥランファム自体は食べてくれてもいいんだけどさ… 
 って、トゥランファムはあと2機しかないじゃないか!?」

ゆうれい女の正体?
出動ミルク大作戦!

「おむつ替えてやんなきゃ! ほれ!」
 泣いている赤ちゃんを見て、シャロンはすぐに気付いたようだ。
 抱いていたスコットは、それはもうしどろもどろ。
 とりあえず替えてはみるものの…
 この子達にジョークショーの衣装を着せるとウケるかなぁ?
 などというやましい気持ちにとらわれ、結局おむつ交換に30分
かかってしまう。
 その間泣きっぱなしだったのだが、とりあえず交換が直接の原因
ではないらしい。
「赤ちゃん、きっとお腹がすいたんだわ!!」
 シャロンに負けじと知識を披露するペンチ。
「まずい! そりゃまずい! 急いでミルクやらなきゃ!」
「どうしたのよ、スコット?」
 クレアが気楽に問い掛ける。
「だって、ラウンドバーニアンが片っ端から食べられてるんだぞ!?
ちょっとでもお腹をすかせた状態でほっといてみなよ! ラウンド
バーニアンはおろか、このジェイナスまで食べられてしまう!」
「それもそうねぇ…」
 何だか呑気なクレアを放っておいて、猛然とダッシュでキッチン
へ向かうスコットだった。
 ところが…
「ミルクがない〜っ!?」
 当のキッチンでは、カチュア達が同じ目的でウロウロしていた。
「もうすぐ鉄でも何でも食わせてやるからな、ロディJr、バーツ
Jr?」
 シャロンのぼやきにスコットが首を傾げる。
「何だい、そのJrって?」
「あいつらが連れてきただろ? だから適当に名前つけといたんだ」
 ぼくがつれてきたから、どっちもマルロ3rdなのに…
 史上最年少RV搭乗者は、シャロンの決めた赤ちゃんの名前に、
少々ご機嫌斜めのようである。
 ところが、逆にスコットは上機嫌。
「そうか! おいバーツ、マキと二人っきりになったくらいでいち
いち怒ってたら、おむつ替えてやらないぞ! あははっ!」
「スコットさん、冗談言ってる場合じゃありません!」
 えっ!?
 カチュアのたしなめに、いつになくオーバーなアクションで驚く
スコット。
 …今のが、ジョーク、なの!?
 大慌てで赤ちゃんを床に置くと、ネタメモ専用のモバイルギアを
取り出し、しこたまメモ書きする。
 彼にとっては、相当革新的な発見だったようだ。

 スコットの浮かれた叫び声で、皆ブリッジに集まった。
「あかちゃんしんじゃうの?」
「しんじゃうの?」
「大丈夫よ? さぁ、お部屋で人生ゲームでもしましょ?」
 マルロとルチーナを連れて行くクレアとカチュアを除いて、一同
悩みに悩む。
 何とかしなければ、何とか…
 考えが空回りしていたロディだったが、台本に書いてあることが
ひらめいた。
「そうだ!」
 やけに張り切る我らが主人公だが、意外と周囲は冷めている。
「あのステーションへ行けば、ミルクくらいはあるんじゃないか!?」
 …うーん、今のはいい見解だ!
 ロディは自分の台詞にとことん酔いしれた。
 ところが…
「いや、この中のメンバーで生産するというのはどうだ?」
 バーツの意見に、目から鱗が落ちる思いのロディ。
 さすがバーツ、悔しいけど俺の負けだ!
 時間はかかるけど、きっと出来るさ、絶対に!
 あっさり考えを変えたロディ、その意見に乗りたかったが…
 ある視線が彼に最後の一線を気付かせていた。

「えーっ! バーツ、あの宇宙ステーションに行ったの!?」
 やけに驚くクレア。
「あたしも連れていって欲しかったのに…」
 まるで、一緒にミルクを探しに行こうと思っていた様に見えるが…
 チッ! ククト軍の女性士官や民間人の女の人の部屋へ行けば、
ククトニアンのアイドル生写真の1枚や2枚は…
 動機不純少女は、非常に残念そうに宇宙ステーションを見やる。

 子守り当番ロディも、子守り組にバーツ出撃の説明をした。
 それを聞いて、悲しい顔を見せるカチュア。
「私も行って一緒に探したかったのに… 残念です」
 ロディからしてみれば、優しさ大爆発に見えるが…
 チッ! ククト軍の男性士官や民間人の男の人の部屋へ行けば、
ククトニアンのアニメのビデオを1本や2本は…
 動機不純少女その2、やはり窓の外を見つめていた。
「それにしても、なんであんなにあの子達に入れ込むんだろう?」
 バーツの行動に多少の疑問を抱くロディだった。

 ステーションに辿り着いたバーツ御一行様。
 散策中に何やら浮かんでいる箱を見つけた。
「これだ! 見ろ!」
 左の頬に紅葉の映えるバーツは、思わず指をさす。
 ネオファムもつられて指をさす。
「見てわからねぇか? ククトミルクだ」
 得意げなバーツ。結構かわいい。
「こいつのミルクは栄養あるんだぜ! 俺も… おっと」
 急に口を止め、慌てて箱をネオファムに掴ませるが…
 ブチュッ!
 中から粉ミルクの白い粉末が飛び出した。
「あれ? じゃあ、次はこいつだ…」
 ブチュッ!
「あれれ? そんじゃあ次は…」
 ブチュッ!
「ああ、惜しい! あれ? 金のエンジェル? 次は…」

<<ねぇバーツ、なんでネオファムの手で握らなきゃいけないの?>>
「しまった! ここにあるやつ全部潰しちまった!」
 目の前の空間は粉ミルクの霧に包まれ、右も左もわからない。
<<バーツの責任だからね! だから言ったじゃない!>>
「言ってねーよ! もっと早く教えてくれよ!」
<<そんなの自分で気付けばいいじゃない!!>>
<<痴話喧嘩はやめてほしいよなぁ!>>
「なんだと!」<<何よケンツ、やるっての!?>>
「何とかは犬も食わねぇって言うしなぁ!!」
 ゴンッ!
 バーツの耳にもはっきり聞こえる、マキがケンツを殴る音。

<<ちょ、ちょっと、バーツ?>>
 バーツは何かを見つけ、ネオファムを降りる。
 そこは、公園のような場所だった。
「おい、マキ、お前も降りて来いよ?」
<<ダメよ。人が見てるわ…>>
 勝手に照れているマキを放っておいてバーツは茂みに身を伏せる。
 と、相手の方から飛びついてきた。
「チューッ!!」
 黄色くてまんまるなネズミだった。
「うーん、可愛いけど、あいつらの飯にはならねぇな…」
「ピッカ?」
「ポケットに入るわけじゃないし、悪いがゲットはやめとくか… 
どけって。ちょっとどけよ! うわっ!!」
 ネズミの電撃でしびれるバーツ。
「モォーッ!!」
 どうやら、激しい電撃が飛び火し、他の動物もしびれたようだ。
「モォー…? あ、ミルクみぃーっけ!!」

 悠然と御帰還のバーツ。
 心なしか鼻が以前より高い。
「見てわからねぇか? ククトウシだ」
 一同唖然。
「こいつのミルクは栄養あるんだぜ! 俺もこいつで育ったんだ」
「ま、まあ、そういうこともあるだろうな…」
 ロディは素直に感心した。
 気を良くするはずのバーツだったが…
「へぇ! うまそーだな、こいつ! 今夜はすき焼きか!?」
 シャロンの一言にかなり傷ついた。
<<ロディ、バーツ、ブリッジに戻って来てくれ!>>
 シャロンを怒鳴る間もなくブリッジに急ぐ。
 今日は上へ下へと大忙しである。

「お? いつものゆうれい女か?」
 最近毎日午前午後問わず0時、3時、6時、9時に必ず聞こえて
くる、ククトニアンと思われる人物からの声である。
 顔がはっきりモニターに映らないので、ついたあだ名がゆうれい
女。
 今は午後3時。クレアはおやつの用意のためにブリッジを出よう
としていた。
 ジェイナス内では、もうすっかり時報代わりである。
 ところが…
「聞こえていますか? 艦長?」
 今日に限って、モニターに顔が映る。
 きっと、部分的に分解掃除をしたおかげでボギーの気分がいいの
だろう。
 ゆうれい女の正体は、それはもうめっぽう美人のおねーさん。
 男性陣でドキドキしていないのはマルロくらいのものだ。
「スコット!?」と、ブリッジを出る前にクレアが怒鳴る。
「バーツ!!」とマキが叫ぶ。
「ケンツ、色気づいてんじゃねーよ!」とシャロンがからかう。
「ちょっと、フレッド!?」とペンチが目をつり上げる。
「ジミー、どうしたの?」とカチュアが心配する。
「マルロ、あのおばちゃんやさしそうだね?」ルチーナはちょっと
違う反応をする。
 いや、一番違う反応といえば…
 いいさ、俺なんか、俺なんかっ!!
 僕達13人、どうしても余りがいるのである。
 悔し紛れに、一番ベタベタなやつの邪魔をする。
「フレッド! レッドゾーンまでの時間は?」
「もう…… あと5時間だよ!」
「…5時間? 5分の間違いじゃねーのか?」
 バーツの問い直しに膨れっ面のフレッドがぶっきらぼうに答える。
「ボギーは確かに5時間って言ってるよ… 間違ってないってば…」
「なんだ、余裕じゃねーか。おいスコット、3時間だ。3時間だけ
持たせろ」
「さ、3時間!? バーツ、無茶言うなよぉ!」
「ばーか、お前の得意なモノがあるだろ!?」
「…あ、そうか! そうなんだ!!」
 この時、クルー一同は直ちにブリッジを出た。

「ねぇ、バーツ! 今夜はごちそうよ! ステーキ奮発しちゃうん
だから!」
 先程、途中でおやつの準備で抜け出したクレアが嬉しそうに話し
かけてきた。
「ありがとう! バーツがもってきてくれたんでしょ?」
 猛烈に驚くバーツ。
「クレア、さばいちまったのか!? 血も涙もねぇやつだなっ!?」
「確かにもう血も涙も残ってないと思います」
 淡々とカチュアが答えた。
「ちくしょう! ひとが苦労して連れてきてやったってのによぉ!!」
 バーツは大泣きしながらその場を去った。
 もう一度牛を探すためのようだ。

「猫が寝込んだ!」
「…ぷぷっ!!」

 1時間後。
「牛は見つかったか!?」
 ロディの問いかけに、またも鼻高々に答えるバーツ。
「見てわからねぇか? ククトヘビだ」
 一同唖然。
「こいつの生き血は栄養あるんだぜ! 俺もこいつで育ったんだ。 
…何だよみんな、その目は!?」
 誰一人として信用していない。
「いなかったのなら無理しなくてもいいって、バーツ」
 ロディの慰めは、逆に彼の自尊心を激しく傷付ける。
「ちくしょう! お前ってやつはっ!!」
 バーツは大泣きしながらネオファムに乗り込んだ。
 ヘビに代わる生き物を探すためである。

「隣の家に塀が出来たんだってね。へぇ〜!?」
「んまぁ、面白い! 地球の方ってそんなに面白いジョークを!?」
「ええ! まぁ、うちのクルーはジョークがわからないんですけど…」
「それは不幸なことだわ! ねえ、もっと聞かせてくださる!?」
「喜んで! くしゃみで布団がふっとんだ!」
「おほほっ! お腹がよじれてしまうわ!!」
 …これも敵の謀略だ!
 あんなので腹抱えて笑うはずねーよ!
 もしケンツがこの二人のやりとりを聞いていたらきっとそう思う
に違いない。

 さらに2時間後。
 いつぞや使った補助燃料タンクまでつけて、必死の往復を試みた
バーツが連れ帰ってきたのは…
「見てわからねぇか? ククトヤギだ。はぁ、はぁ…」
 一同唖然。わざわざブリッジにまで連れてくるところが、非常に
自慢げである。
「こいつのミルクは栄養あるんだぜ! 俺もこいつで育ったんだ。
…何だよみんな、信じねーのか!?」
「今度は信じるけどよぉ… ククトヤギって、なんでそんな名前を
知ってるんだ?」
 ケンツの鋭い質問に、居合わせた者達も首を傾げる。
「そういえば、さっきからククトウシとかククトヘビとか…」
「カチュア、君、知ってるかい?」
「さぁ… わかりません。ククトニアンの文化も、生活も」
 あっさりと答えるカチュア。興味の無い事にへの反応は冷たいが…
「!? まさかバーツ、お前」
 何か言おうとするロディ、不運にも彼の台詞はここまでだった。
「本当はククトニアンで、理由があってベルウィックに、とか…」
 割り込んだのはクレアだったが、その後をカチュアがとち狂った
ように続ける。
「それじゃあ私が恋するバーツ君って、ククトの王子様!? ねぇ、
ボクシングは好き? えっ? クレアさんの方を気にしてるの? 
大丈夫よ? あんなゲジゲジまゆげ… えっと、アザは…」
「それはオレの台詞だっつーのっ!!」
 脳天直撃! 何故かシャロンに思い切り殴られるカチュア。
「う〜ん、あたまいた〜いの!」
 知り過ぎた女には「不幸」の文字がよく似合う…
「とにかく、ククトのヤギでククトヤギ。それで文句はねぇだろ!?」
 いかにも平静を装って話を締めくくろうとするバーツ。
 ふぅ… あぶないところだったぜっ!
 何故か、内心穏やかではないらしい。
 そんな中…
「それじゃあ、ククトのカレーはククトカレー? わはははっ! 
まるで… ぐぇっ!」
 神経を逆撫でするようなスコットの駄洒落を発動させるまいと、
思わずヘッドロックを御見舞いするバーツ。
 ふぅ… あぶないところだったぜっ!
 苛立ちは当分おさまりそうもなかった。
「あ、あのう、今のはどんなジョークですの…?」
「いえ、お名残惜しいのですが、緊急企画『スコット=ヘイワード
ジョークライブ’58』はこれにて終了させて頂きます」
 本当に名残惜しそうなスコットに共感するのはただ一人。
「んまぁ、残念だわ… 次回公演は? チケットピアで先行予約は
しているのかしら?」
 アン=ホルテという女性、本当にスコットのジョークに感心して
いるようである。
「いやぁ御静聴ありがとうございました! ところで、難民の身柄
はどう扱われるんですか?」
「サーカスに売り飛ばして… え? 違う? ごめんなさい。ある
施設に入ってもらいます」
 映像に映らない部下にたしなめられるあたりは、何とも頼りない
交渉係である。
 だが、問題はそこにはなかった。
 …サーカス!?
 クルーは一斉に神妙な面持ちに変わる。
「あたし、空中ブランコなんて出来ないわ…」体重を気にするクレア。
「そんな体育会系な事、私も出来ません!」ペンチも怒り心頭。
「ペンチが嫌なら僕も嫌だ!」あくまで主体性の無いフレッド。
「敵の謀略だ!」ケンツには、あくまで内容は関係無いらしい。
「ロディ、お前綱渡りできるか?」バーツがけしかける。
「そんなのできるわけないだろ!?」主人公の割に芸の無いロディ。
「アタイ旅芸人には向いてないなぁ」マキは冷静に自分を分析する。
「オレ、別に構わないゼ!?」シャロンは上機嫌。
「アニメのお話でそんなのなかったかしら?」カチュアは無関心。
「ライオン、かわいいかな…」ジミーはそれだけが楽しみだった。
「ライオン? わーい! ライオンだーっ!!」と、マルロ。
「パンダやペンギンもいるかなぁ?」と、ルチーナ。
「ピエロになったらウケるかも…」何故かスコットは大はしゃぎ!
 散々もめたあげく、どうやら、反対多数で決着がついたようだ。
「だけどミルクくらいはもらえないかなぁ…」
 スコットの問いにむっとするバーツ。
 ウシやヘビやヤギを連れてきてやっただろーが!?
 キャプテンへの腹いせで、わざとモニターの女性に嫌われる様な
話し振りで質問する。
「おい、あんたおっぱい出るか?」
 その問いに、猛烈に激怒するアン=ホルテ!
「冗談じゃないわよ!! 花も恥じらう淑女になんてことを聞くの
かしら!? 私はまだ未婚です! そりゃお見合いは4回程破談に
なったけど、あれは私のせいじゃないのよ? こっちからお断りを
したんだから! うちの資産を狙うくだらない男ばかりだったわ!
そんな男と一緒になって何の幸せがあるというのよ!? いいえ、
あるはずがないわ! でも、大学時代の彼だったアイツはもう結婚
してるし、同僚もみんな結婚退職していって、どうして美貌と才覚
を誇る私だけがラピスに残ってしまったのかしら! 今はすっかり
お局様扱いなのよ! どうして私にはイイ話が舞い込んで来ないの!
まったく、世の男どもは、どうかしているわ!! 私が保護収容を
されたいくらいなのよぉーっ!!」
「ちょ、ちょっと、アン=ホルテ…」
「…はぁ、はぁ、と、とにかく出したくても出ません! はぁ、はぁ…」
 またもや部下にたしなめられ改めて結論を確認するアン=ホルテ
だった。
 何言ってんだ、この人?
 赤面するジェイナスクルー。大人の事情はわからない。
 一番大人に近い(?)バーツが、問い掛けた責任からか一応声を
かける。
「なら用はねぇ。とっとと帰りな!」
 その言葉に、またも過激に反応するアン=ホルテ。
「男っていつもそうよ!! 飽きたら平気で女を捨てるんだわ!!」
「だから、アン=ホルテ…」
「そ、そうだったわね。また来ます。覚えてらっしゃい!!」
 捨て台詞までかけられてはバーツもたまらない。
 あのおばさん、俺とはソリが合わねえな…
 どうやら不信感が募る一方である。

 今夜の夕食調理担当はケンツだった。
「ああ、さっきのヘビか? ちゃんと料理しちまったぜ!?」
「まさか、ステーキの付け合わせで、アナゴみたいで美味しかった、
アレか!?」
 にっこり微笑むケンツ。クレアの入れ知恵だったらしく二人とも
かなり満足そうだった。
「お前らってやつは! 生きてりゃ何でも食うのかよっ!!」
 密かに生き血に期待する理由のあったバーツだった。

「いやぁホルテさんはいい人だ! 僕のジョークを心から理解して
 くれている! やっぱりエンターテイメントに国境なんかない!
 僕は改めてそう感じた! 今日はなんていい日なんだ! そうだ! 
 これでよかったんだ! 誰が何と言おうとも! いやあ、そうか、
 ホルテさん、独身だったのかぁ… ジョークのわからないクレア
 なんかさっさと捨てて、ホルテさんに結婚申し込もうかな!?」